藤田嗣治の企画展
今年は戦後70年ということで、いろいろな切り口で関連する企画展が開催されてきました。
近美所蔵の藤田嗣治戦争画全点公開は、注目を集めたようです。
その流れの一環なのでしょうか、藤田関連の企画が散見されます。
私も乗っかって、以前から、観てみたいと思っていた、「秋田の行事」を見に秋田県立美術館まで行ってきました。
平野政吉の米蔵でこの大作を二週間程度で描き上げたそうです。
藤田嗣治の秋田での一エピソードとして興味を持ちました。
藤田嗣治の展覧会は度々開催されていて、少々食傷気味の感はあるのですが、今年は、より多角的な視点で藤田嗣二を見ることができたように思います。
藝大の企画展はこれからです。開催期間がたった6日間ですから、日程調整をしておかないといけませんね。
「秋田の行事」(常設展示)秋田県立美術館
《秋田の行事》は縦3m65cm、横はなんと20m50cm大作。
この動画が分かりやすいので借用です。
人物描写はやはり藤田のそれでした。
一度観てみたかったので遠方まで行ってきてよかった。
この美術館、秋田県立という割には小ぶりな感じで、開催できる企画展も限られてくるのかな~という印象でした。
ちなみに設計は、安藤忠雄さん。
スマホの動画
企画展 藤田嗣治と平野政吉 まぼろしの美術館1936-1938が
2016年1月17日(日)まで開催されています。
平野政吉が計画した「秋田の行事」をメインにした美術館(戦時下で建築中止、実現しなかった)の再現イメージ映像(CG)、模型、関連書類、等々と藤田の作品数点を合わせて展示した企画展です。
あくまでも藤田嗣二に拘る秋田県立美術館でありました。
県民ギャラリーでは明和電気の展覧会が開催されていました。
藤田の戦争画が多数展示されています。
所蔵作品展
MOMAT コレクション
特集:藤田嗣治、全所蔵作品展示。
国立近代美術館 (竹橋)
観ておくべき企画ですよ。
12月13日まで開催されています。(12月6日は無料観覧日)
カタログから
これから開催される企画展。
藤田嗣治 《舞踏会の前》 修復完成披露展(上野)
会期: 2015年12月1日(火)- 12月6日(日)
午前10時 - 午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日: 会期中無休
会場: 東京藝術大学大学美術館 本館 展示室2
「藤田嗣治資料」公開展示(上野)
会期: 2015年12月1日(火)- 12月6日(日)
午前10時 - 午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日: 会期中無休
会場: 東京藝術大学大学美術館 本館 展示室2
こんな展覧会も・・・・・
「小沢剛展 帰って来たペインターF」
12月27日(日)まで開催されています。
資生堂ギャラリー(銀座)
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