映画「幸せのありか」
この映画は岩波ホールで2014年12月13日(土)~2015年2月13日(金)まで上映されています。
映画「幸せのありか」のHP
とある施設の大扉が開く、付き添いの女性に車いすを押されてマテウシュが入ってくる。
正面にはテーブルを挟んで数人の男女が並んで座っている・・・・・・
時は遡って、1980年、幼少のマテウシュと医師と母親
マテウシュは「植物のような状態」と宣言されてしまう。
両親は必至に治療の手立てを得ようと手を尽くすが、あきらめざるを得ない。
兄・弟・姉を含めた6人家族、両親は愛情を込めてマテウシュてを育てる。
マテウシュはお父さんが大好きだ、天文学者、修理工・・・・いろんな人間に見えてくる。
しかし、お父さんは早くして亡くなってしまう。
「大丈夫だ」といつも優しく言ってくれた。
「男が怒ると時はテーブルを拳で叩くんだ」とたちの手をつかんで教えてくれた。
思春期を迎えたマテウシュ、隣のアパートの 可愛い女の子 はお好みだ・・・・窓越しにじっと見つめて・・・
やがて、二人は連れ立って遊びに出掛けたり、話し込んだりと、楽しい時間を過ごす。
しかし、その女の子は家庭の事情を抱えた 母と共に引っ越してしまう。
時は経ち、兄は結婚、弟は船員とになり、老いた母とマテウシュの生活。
家族が集まるとマテウシュの将来が話し合われるようになる
「誰が彼の面倒を見るの?」
結局、マテウシュは人里離れた専門施設に預けられ、一週間に一度母が訪れるという生活が始まる。
思いに任せぬ鬱屈した生活の中、看護師の胸のランク付けぐらいが楽しみ・・・
ボランティアとの恋もあるが、ちょっとワケありで・・・
そんな施設での生活の中、マテウシュに大きな転機が訪れる・・・・・
大感動と言うほどの話では無いし、よくあるパターンの進行ですが、役者が素晴らしい、不思議に泣けて困った。
マテウシュを演じた ダヴィッド・オグロドニック の名演に感動したのかもしれない。
そんなに多く見ているわけではないのですが、ポーランド映画は役者が気になる、イイナ〜
エンドロールで役者と本人のツーショットが流れる。
Chce sie zyc
製作年 2013年
制作国 ポーランド
配給 アルシネテラン
上映時間 107分
監督
マチェイ・ピェプシツァ
脚本
マチェイ・ピェプシツァ
音楽
バルトシュ・ハイデツキ
キャスト
ダヴィッド・オグロドニック ーマテウシュ
ドロタ・コラク ーマテウシュの母
アルカディウシュ・ヤクビク ーマテウッシュの父
カミル・トカチ ーマテウシュ(少年時代)
カタジナ・ザヴァツカ ーマグダ
アンナ・ネフレベツカ ーヨーラ
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