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2015.01.12

観てきた展覧会備忘録(1/5〜1/11)


⚫︎川瀬巴水展 - 郷愁の日本風景
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日本橋高島屋
1月2日〜1/11日
「昭和の広重」とも称えられ、むしろ日本国内より海外で人気のあった版画家、と言っても人気ありますよね。会場内は大混雑、大量作品の前に列を作っての鑑賞。Appleのスティーブ・ジョブスが大フアンだったそうです。新版画のを目指した巴水の技法にも注目。
生涯旅を続けてスケッチを元に版画を作成、旅好きの人には垂涎の回顧展。戦時作品が目新しかった。

⚫︎没後400年 古田織部展
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松屋銀座
2014年12月30日から2015年1月19日
蒲生氏郷・細川忠興・高山右近らと共に千利休門下「利休七哲」のひとり、千利休の「人と違う事をしろ」という教えから、千利休の侘び茶に対し武士茶を体系化し現代に伝わる。
会場には、茶室の再現ヴィデオの放映もあり分かり易く解説している。
 茶の湯だけでなく、茶器製作・建築・造園などにも携わり「織部好み」と呼ばれる一大流行を生み出した織部も、家康に切腹を命じられ72歳の生涯を閉じた。
古田織部を全貌する良企画展。
千利休が秀吉の怒りをかい追放された時に、細川忠興と共に見送る場面は小説などに度々登場しますね。
ゆかりの茶道具、約150点を一堂に展観し、古田織部を全貌する良企画展。

⚫︎第710回デザインギャラリー1953企画展「美濃のラーメンどんぶり展」
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松屋銀座
「ラーメンどんぶり」をテーマに25名の方々が「ラーメンどんぶり」と「レンゲ」をデザインしたミニ展。こんなどんぶりでラーメン食べてみたい!
・出品者
秋山具義 、浅葉克己、アラン・チャン 、石上純也、片桐 仁(ラーメンズ)、唐長・千田誠次、菊地敦己、北川一成、佐藤晃一、佐藤 卓、佐野研二郎、ジョナサン・バーンブルック、祖父江 慎、田名網 敬一、束芋、天明屋 尚、土井善晴、仲條正義、永井一史、永井一正、服部一成、松永 真、皆川 明、森田恭通、横尾忠則(以上25名/五十音順)

⚫︎月岡芳年~『新形三十六怪撰』と『月百姿』
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町田市立国際版画美術館 前期:1月6日(火)~2月1日(日)
 後期:2月3日(火)~3月1日(日)
月岡芳年というと「血みどろ絵」を直ぐに思う人も多いと思います。
『月百姿』は月にまつわる説話に取材した版画集。
当時の人気作家、時代の庶民の興味は・・・そんな事を思いながら楽しんだ。
『新形三十六怪撰』神経を病んで居た晩年の作品。「神経」を「新形」にかけたとか・・・


⚫︎Present for You ― 新収蔵作品展
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町田市立国際版画美術館1月6日〜2月15日
2013年度後半から本年度前半にかけて新たに収蔵された作品のなかから主要な作品を展示。
毎年恒例の企画展、版画の多様性も楽しめる。

⚫︎開館15周年記念展 「TARO賞の作家Ⅱ」
大巻 伸嗣  タムラ サトル  天明屋 尚  藤井 健仁  ヤマガミ ユキヒロ
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川崎市岡本太郎美術館2014年10月18日(土)~2015年1月12日
・大巻 伸嗣《Liminal Air Space-Time》
布と光の共演
・タムラ サトル《100の白熱灯のための接点#3》他
レールを動く接点の放電と白熱電球の点滅、ゆらぎ。
工学系の鑑賞者はニンマリ。
・ 天明屋 尚《刻》
好き嫌いはある?氏独特の作品。
・藤井健仁 《鉄面皮シリーズ》他
著名人を探しながら鑑賞、内面?表現も含めて上手い!
ヤマガミユキヒロ《都市の印象》他
キャンバスマッピング、静止画にプロジェクターで時間と空間を重ね合わせる手法は、興味深い。以前に観た作品も展示されて居たが、楽しめた。

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