内藤礼 信の感情
この展覧会は東京都庭園美術館の新館ギャラリー1+本館で
2014 年11月22日(土)~12月25日(木)まで開催されていました。
すでに終了しています。
3年がかりの改修が終わりリニューアルオープンの初回企画です。
新館ギャラリーには一見何も描かれていないと思われるキャンバスが並べられています。そして床には小さな木彫の前に小さな鏡が置かれています。
真っ白い空間です。
何だ?とキャンバスを凝視すると何かが見え隠れします。なにこれ?通り過ぎてしまえばそれまで・・・木彫の存在にも気が付かないかもしれません。そして本館のところどころにも小さな木彫が・・・慌ててそのすべてを探し始めます。さて・・・・この美術館の空間に何をどう展示するか?
内藤礼の感性は見事でした。
HPから
じっと目を凝らし息を潜めて捉えようとする。そうして向き合ってようやく認識できたと思っても、またふとした瞬間に遠ざかって行ってしまう。でもそれは確かにそこにある――
「地上に存在していることは、それ自体、祝福であるのか」をテーマに探求を続けている現代美術作家 内藤礼の個展を開催します。時間の積層や人の過ごした気配を感じる本館、そしてその先に現れる新館のホワイトキューブ空間に、内藤礼の新作が命と色を吹き込みます。
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