観てきた展覧会ベストテン2014
今年は投稿が殆ど出来ず反省です。
思いつくまま、以下に10の企画展を選んでみました。
順位は付けませんでした。
今年は(今年も?)難しかったです。
ラファエル前派展
森アーツセンターギャラリー
2014年1月25日~4月6日
端的にジョン・エヴァレット・ミレイ、ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ、ウィリアム・ホルマン・ハント、彼らの作品が好き。
相関図?(関係)も興味を引いた。
江戸の衣装競べ ―国立歴史民俗博物館 野村コレクション―
町田市立博物館
2014年9月13日~11月3日
美術商 野村正次郎旧蔵品のうち、江戸時代女性の小袖・装身具を通史的に紹介、女性が互いに衣装の美しさを競いあう衣装競べになぞらえて、武家・町人女性の装いにみる美意識の相違を探る。野村コレクションの素晴らしさ・・・江戸時代にタイムスリップしたくなった!
菱田春草展
東京国立近代美術館
2014年9月23日~11月3日
「日本画を変えたい」菱田春草は15年の画業の中で追及し続けました。
蒙老体に始まり、洋画絵具の取入れ、色彩理論の応用(点描、色彩対比)等々探究は尽きません。気温、湿気までが伝わってくるような空気感が素晴らしい。
鬼才の画人 谷中安規展 ―1930年代の夢と現実
町田市立国際版画美術館
2014年10月4日~11月24日
町田市立国際版画美術館
刻々と変わる政治・社会に生きた奇人画家の作品を通して1930年代という時代を考える。
この時代の作品は、妙に懐かしい。
東山御物の美-足利将軍家に至宝-
三井記念美術館
10月4日~11月2日
中世以降の日本人の美意識の規範となた唐物秀品の数々、皆さん単眼鏡をもって熱心に鑑賞してましたね~
展示替えが頻繁で、何度も通われて方も多かったですね。伝 徽宗の<猫図>は最終日迄の3日間のみ急遽特別展示でしたね、図録にも載ってませんね。
日本・スイス国交樹立150周年記念 フェルディナント・ホドラー展
国立西洋美術館
2014年10月7日~2015年1月12日
類似する形態の反復によって絵画を構成する「パラレリズム」(平行主義)、人々の身体の動きや自然のさまざまな事物が織りなす、生きた「リズム」。「リズム」の絵画は刺激的で新鮮だった。
ウィレム・デ・クーニング展
ブリジストン美術館
2014年10月8日〜2015年1月12日
ジョン・アンド・キミコ・パワーズ・コレクションからの、1960年代の女性像を中心とした作品群の展示。キャンバスに紙を貼った画面を滑らす勢いある筆触、その質感が新鮮だった。色彩バランス、抽象具象のバランスも好み。
白絵(しろえ) -祈りと寿(ことほ)ぎのかたち-
2014年10月11日~11月16日
神奈川県立歴史博物館
人の一生のさまざまな場面に現れる〈白〉の造形、そこに、どのような祈りが込められていたのか。白一色による表現を選び取った「白絵」という〈かたち〉に注目し、人々の意識の奥底に受け継がれた、祈りと寿ぎの美のあり様を考える。この視点が素晴らしかった。
存星-漆芸の彩り
五島美術館
10月25日~12月7日
存星(ぞんせい)をこれだけ集め展示した企画展を観るのは初めて。
利休も3点ほどしか目にすることができなかったとか・・・室町時代から珍重された唐物漆器の存星ですが、字の当て方も色々、存星そのものの定義も時代とともに拡がりを持ってきたようです。存星の系譜を検証した注目の企画展。
ヒカリ展
国立科学博物館
2014年10月28日〜2015年2月22日
光もの?で溢れ返る年末、そもそも光って何?から宇宙、オーロラ、光る鉱物、昆虫。
遺伝子組み換えによる光る花、光るカイコ、シルク、テンション上がりっ放しの展覧会。
青色発行ダイオード実用化によるノーベル物理学賞3氏の記念すべき年に・・・
次の展覧会も良かった。
「チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地」
日本科学未来館
ボストン美術館 ミレー展 傑作の数々と画家の真実
三菱一号館美術館
シャヴァンヌ展
Bunkamura ザ・ミュージアム
チューリヒ美術館展
国立新美術館
ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展」
世田谷美術館
ウフィツィ美術館展
東京都美術館
「東北のおかざり展ー神宿りの紙飾り」
多摩美術大学美術館
バルテュス展」
東京都美術館
超絶技巧!明治工芸の粋 村田コレクション一挙公開
三井記念美術館
こども展 名画にみるこどもと画家の絆
森アーツセンターギャラリー
ヴァロットン展
三菱一号館美術館
ジャン・フォートリエ展
東京ステーションギャラリー
ザ・ビューティフルー英国の唯美主義1860-1900
三菱一号館美術館
アンディ・ウォーホル展:永遠の15分」
森美術館
東と西のキリスト教美術―イコン・西洋絵画コレクション―
玉川学園教育博物館
内藤礼 信の感情
東京都庭園美術館
長時間列ばされた展覧会。
特別展「キトラ古墳壁画」 東京国立博物館
台北 國立故宮博物院ー神品至宝 の白菜 東京国立博物館
国宝展 東京国立博物館
展覧会では無いですが「皇居乾通り通り抜け」
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