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2014.11.25

紅葉の公園2014

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先週の土曜日は真っ青な空、そしてポカポカ陽気、展覧会行きを中止して紅葉の公園へ・・・
久し振りで、写真撮影。
楽しかった〜
ミラーレスカメラで撮りました。
よろしければこちらをクリックしてご覧ください。

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観てきた展覧会備忘録(11/17〜11/23)

青磁のいま - 受け継がれた技と美 南宋から現代まで
東京国立近代美術館工芸館 竹橋
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日本の陶芸家が手本にした中国古陶磁、近代陶芸史に名を残す著名な陶芸家が生み出した個性豊かな青磁作品を紹介しています。青磁における表現の可能性に挑む陶芸家の作品は刺激的でした。青磁の色の、ツヤの微妙な趣、フォルムの多様性の探究、楽しめました。
11月24日で終了して居ます。

奈良原一高 王国
東京国立近代美術館ギャラリー4 (2F)
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「王国」(昭和33年発表)は、北海道の修道院と、和歌山の女性刑務所という、それぞれ外部と隔絶された空間に生きる人間存在を見つめた作品です。何度も観てきた作品ですが、モノクロの良さ、強さを再認識すとともに、一部で評判になった修道院を取材した映画「大いなる沈黙へ」の色彩の素晴らしさも思う。
無料観覧日に行くと無料で見られると思います。HP等で確認要。


天皇陛下傘寿記念特別展
「天皇陛下 昭和28年欧米14か国の旅~新たな感動と出会い~」

三の丸尚蔵館 - 宮内庁
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近美に行ったついでに、陽気が良かったにで、チョコっと皇居内を散歩、
こんな企画展やってました。紅葉は、徐々にという感じ。


以下は、私が巡るミュージアム、ギャラリーの定番コースの一つです。
今回は、ディオールの世界が加わりました。
パナソニック汐留ミュージアム以外は入場無料です。

ジョルジョ・デ・キリコ -変遷と回帰-
パナソニック汐留ミュージアム
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「私の形而上絵画を理解出来るのは世界で2、3人」と生前に言っていたと・・
私が観てきた過去の展覧会からは、幾何学的なマネキンが摩訶不思議な街に現れる、例の?作品ばかり記憶に残って居ますが、この企画展では、古典回帰の時代から、晩年迄を時系列で作品展示して居ます。お勧めの企画展。どう感想を持つかは、個々人の感性とのマッチングの問題。この人、絵(写実)がうまいんだな〜当たり前か〜

「荒木経惟 往生写集-東ノ空・PARADISE」
SHISEIDO GALLERY|資生堂銀座
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今回の「往生写集」展は、豊田市美術館、新潟市美術館、資生堂ギャラリーの3館合同で開催する企画展で、本展では、「死=往生」から「再生」に向かっていく、荒木の現在の心境を捉えた作品を中心に展示。「東ノ空」「PARADISE」、本展のためにこの夏撮り下ろした「銀座」が展示されて居ます。震災、自らの病を経ての思いを撮る。
階段を降りる途中に書の作品なんかもあったりします。



ポーラ銀座ビル5周年記念企画
『フジタ、夢をみる手』

ポーラ ミュージアム アネックス 銀座
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第二次世界大戦期を境にフジタ芸術にみられるようになる、想像力や創作性をいっそう拠りどころとする傾向へ進む作品に光を当てた企画展。
フジタの画業の一時期を切り取った展示は、あらためて作品の素晴らしさを浮き上がらせてくれます。物語性、画力、描写の匠さ、猫などの動物の動き、少女の不思議な魅力、素敵ですね!


エスプリ ディオール ディオールの世界 銀座
玉屋ASビル  銀座
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場違いな気もしないではないですが?このての展覧会、割と好きです。
素材、デザイン、職人技、そして作品を見事に着こなす人。私には異次元の?美しさ・・・・
地下では二人の職人さんの実演も見られます。三階では、現代アーティストデザインのバッグ等の展示も、銀座に行ったら必見ですよ!Apple銀座店近くのビルです。


以上の他、京橋のLIXILギャラリー、町田の版画美術館にも行ってきました。
同じ企画展2回目。


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2014.11.17

観てきた展覧会備忘録(11/10~11/16)

企画展「逓信~郵政建築展―吉田鉄郎の作品に見るその源流と発展―」郵政博物館 東京ソラマチ。
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逓信?郵政建築の軌跡を概観するとともに、それらの建築家の一人、吉田鉄郎(1894~1956)の作品にスポットライトを当て、図面模型等を展示。常設展示には大量の切手コレクションがあり、日本初の切手など時系列で見られます。
酉の市とペアで行きました・・・浅草寺周辺、スカイツリー、東京ソラマチは人気衰えずの感。
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「白絵(しろえ) -祈りと寿(ことほ)ぎのかたち-」
神奈川県立歴史博物 横浜
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白という色に込めた思いを、生活の中でどのように表現し使ってきたのか?
目から鱗の展覧会、素晴らしい企画展。
2点しか現存しない白絵屏風の1点が展示されて居ました。
この企画展は16日で終了して居ます。
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生誕100周年 トーベ・ヤンソン展 ~ムーミンと生きる~ そごう美術館 横浜
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トーベ・ヤンソンは画家として大成したかった?
油彩画が沢山展示されて居ました。自画像がかなりの数展示されて居て、抽象表現も・・多才がゆえに、油彩画に仕事を集中というわけにもいかなかった。絵本も置いてあって、読み始めたら、半日はかかるかも?立体作品もありました。
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蜷川実花写真展 フジフイルムスクエア 東京ミッドタウン 六本木
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相変わらず色彩の嵐、花の接写、果物の原色、金魚等々の素材。
インスタレーションとして作品を見せる作家?には会場が手狭かな~
写真撮影可で、皆さん携帯で、バシャ、バシャ。
楽しめますよ。
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顔面遊園地 ナンシー関 消しゴムの鬼 | PARCO MUSEUM 渋谷
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混んでました、場所柄若い方でごった返して居ました。
消しゴム版画大量展示、色々な意味で上手いね~表現力がすばらしい。
コラムには笑が・・・
消しゴムアニメ「通天閣はもう唄わない」面白かった~
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「古九谷・柿右衛門・鍋島展」 -戸栗美術館- 渋谷松濤
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陶磁器専門の戸栗美術館は静かな環境で(何時もあまり混んで無い)鑑賞でき、秀作が多いので好きな美術館の一つです。柿右衛門様式、鍋島は一目惚れしてしまう作品多いですね~
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2014.11.12

浅草の酉の市に行ってきました。

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浅草の酉の市に行ってきました。
東京スカイツリー・ソラマチにある郵政博物館との組み合わせです。
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帰りの乗換駅、新宿にある花園神社にも、ちょこっと寄ってきました。
大混雑でした。
景気の良い方はいるんですね、熊手が買われるたびに、あちこちで「家内安全、商売繁盛」三三七拍子でした。
浅草も、花園も膨大な露店集結。
酒好きにとって我慢するには厳しい環境でしが・・・
どうにか飲まずに帰って来られました。

画像、動画はこちらをクリックしてご覧下さい。
スカイツリーの画像以降が新宿で撮った写真です。
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三三七拍子は浅草に軍配、リズムも勢いも優ってました、粋ですね、祭り大好き!
動画でご覧下さい。花園は拍子木・・・


今年は
11月10日(月)一の酉 
11月22日(土)二の酉

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2014.11.11

観てきた展覧会備忘録(11/1〜11/9)

観てきた展覧会(11/1〜11/9)


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「江戸の衣装競(くら)べ ―国立歴史民俗博物館 野村コレクション―」町田市立博物館(11/3で終了しています)
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野村コレクションの素晴らしさに圧倒された。
小袖(きもの)の意匠、織、染め、刺繍、着る人、作る人、至高の美。


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谷中安規展
鬼才の画人〜1930年代の夢と現実〜
町田市立国際版画美術館
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谷中安規の回顧展決定版の趣。
大正、昭和、敗戦までの時代、同時代の作家たちを思いながら・・・

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玉川学園創立85周年記念特別展 東と西のキリスト教美術―イコン・西欧絵画コレクションから
玉川学園教育博物館
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この博物館のイコンは質・量共素晴らしい。
何度観ても飽きない。
油彩画にも良いものが・・ドルチ工房の「観想の聖母マリア」この作品が大好き。


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天明屋尚 一筆入魂展 | PARCO MUSEUM | 渋谷
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2006 年サッカーW杯ドイツ大会FIFAワールドカップ公式アートポスター「蹴球の図」は最近、模したYouTubeの動画が評判になりましたよね。


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夢見るフランス絵画 印象派からエコール・ド・パリへ | Bunkamuraミュージアム
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動画はこちら
特別これという作品は無いけど、とても心地よい空間でした。

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御法に守られし醍醐寺 松濤美術館
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 国宝 ≪過去現在絵因果経≫が全編一気に見られる期間を逃しましたが・・・
美術館2F舞楽図屏風、楓図屏風、帳幕図屏風に囲まれて、ソファーに座ってノンビリ、贅沢!

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2014.11.02

菱田春草展

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この展覧会は、2014年9月23日(火・祝)~11月3日(月・祝)まで開催されています。
明日までになってしまいました。
私が行ったのは始まってすぐのころで、とても空いていてじっくり鑑賞できました。

「日本画を変えたい」菱田春草は15年の画業の中で追及し続けました。
この展覧会では時系列で概観しています。
蒙老体に始まり、洋画絵具の取入れ、色彩理論の応用(点描、色彩対比)等々探究は尽きません。
ですが、やはり気温、湿気までが伝わってくるような空気感が素晴らしい、春草の真骨頂ですね。
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雨中牡丹1907年(明治40年)7月

牡丹そのものは、平凡ですがそれを包む空間、空気感ですよね、
実際はもう少し牡丹と空気の境が曖昧だったような気がするのですが・・・・


展覧会の構成は以下の通りです。

1章:東京美術学校の時代
2章:日本美術院の時代
3章:外遊、そして五浦へ
4章:代々木の時代

HPの解説


 菱田春草(1874-1911)は、日本近代の芸術家のなかで最も重要な人物の一人です。今秋、春草生誕140年を記念し、東京国立近代美術館に100点を超える作品を集めた大回顧展を開催します。

 春草は、岡倉覚三(天心)のもと、線によって精神性を表わそうとした初期、色をぼかして空気を表現しようとしたいわゆる「朦朧体もうろうたい」の時期を経て、背景表現を抑制した装飾的な画風にとりくみ、《落葉おちば》(1909年、永青文庫蔵<熊本県立美術館寄託>、重要文化財)、《黒くろき猫ねこ》(1910年、永青文庫蔵<熊本県立美術館寄託>、重要文化財)といった近代美術史上の名作を生み出しました。36歳で亡くなった春草の画業はおよそ15年。その間に彼が行なった様々な絵画上の実験が、後の「日本画」を変えたのです。

 本展では、所蔵者各位のご協力を得て、春草の代表的な作品が一堂に集結します。《落葉おちば》の連作5点すべてに加え、《黒くろき猫ねこ》及びその関連作、さらに準備過程で新たに発見された作品や、数十年ぶりの出品となる作品も数多く紹介します。かつてない充実したラインナップを実現させる本展は、春草芸術の魅力を再確認するまたとない機会となることでしょう。

 一方、現在《水鏡みずかがみ》、《王昭君おうしょうくん》、《賢首菩薩けんしゅぼさつ》といった代表的作品を対象に絵具の科学調査を進めています。その成果をふまえ、春草の革新的な色彩表現について考察し、さらに落款等を手掛かりに各作品の制作時期の再検討も試みます。こうした最新の研究成果から春草の創造性豊かな画業に迫ることも、本展の大きな特徴の一つです。


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《黒き猫》1910(明治43)年 重要文化財 永青文庫(熊本県立美術館寄託)
展示期間:10月15日~11月3日

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《落葉》1909(明治42)年 重要文化財 永青文庫(熊本県立美術館寄託)展示期間:9月23日~10月13日

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《王昭君(おうしょうくん)》1902年(明治35) 重要文化財 善寳寺

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《賢首菩薩(けんしゅぼさつ)》
1907(明治40)年 重要文化財 東京国立近代美術館

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2014.11.01

観てきた展覧会備忘録(10/24〜10/31)

チューリヒ美術館展 ―印象派からシュルレアリスム
国立新美術館

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個人の展示コーナーとジャンル別コーナーの組合せ展示、美術科目の課外授業に良さそう、楽しめた。

高野山開創1200年記念 高野山の名宝
サントリー美術館

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空海開山の高野山名宝、運慶作国宝八大童子他、見もの満載、予想外に空いて居て堪能。
仏像を観てると、似ている誰かをいつも想像して仕舞う。
ヨカッタ、ヨカッタ!

TOTOギャラリー・間150回展 伊東豊雄展 台中メトロポリタンオペラハウスの軌跡 2005-2014
TOTOギャラリー・間

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台中でしか出来なかったと・・・伊東も市長もビデオで語っていた。
行政、設計者、現場の8年かけた挑戦。

写真歴史博物館 企画写真展 「土門拳 二つの視点」 他
フジフイルムスクエア

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何度も、なんども見た写真、写真の原点かな~とにかく懐かしい。


ウフィツィ美術館展 黄金のルネサンス ボッティチェリからブロンヅィーノまで 
東京都美術館

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聖母子像作品が多数展示。メディチ家コレクションを軸としたその作品群は洋画のスタンダードの趣。



2014年日中韓国立博物館合同企画特別展「東アジアの華 陶磁名品展」
東京国立博物館 - 展示 日本美術(本館)

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火炎土器の圧倒的な力、柿右衛門様式の地肌(余白)と赤の美しさ。


中村屋サロン美術館 開館記念特別展
―ここで生まれた、ここから生まれた― 中村屋サロン

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新宿で乗り換え時に開館日であることに気づいて、寄って観ました。
サロンに集ったアーティストを思う、中村彝の作品が9点ありました。


ポカポカ陽気の日、東京ミッドタウンのベンチに座って昼食をとろうとしたら、何やら物々しい警備。オランダ国王夫妻御一行が21_21DESIGN SIGHTを見学に訪れているとのこと。出て来られるのを待ってカメラを向けました。立ち位置を間違えたかな〜と後悔、菊の紋章のついた専用車の横にいればもっと良い映像が撮れたのにな〜

その時の動画です。


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