観てきた展覧会備忘録(11/17〜11/23)
青磁のいま - 受け継がれた技と美 南宋から現代まで
東京国立近代美術館工芸館 竹橋
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日本の陶芸家が手本にした中国古陶磁、近代陶芸史に名を残す著名な陶芸家が生み出した個性豊かな青磁作品を紹介しています。青磁における表現の可能性に挑む陶芸家の作品は刺激的でした。青磁の色の、ツヤの微妙な趣、フォルムの多様性の探究、楽しめました。
11月24日で終了して居ます。
奈良原一高 王国
東京国立近代美術館ギャラリー4 (2F)
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「王国」(昭和33年発表)は、北海道の修道院と、和歌山の女性刑務所という、それぞれ外部と隔絶された空間に生きる人間存在を見つめた作品です。何度も観てきた作品ですが、モノクロの良さ、強さを再認識すとともに、一部で評判になった修道院を取材した映画「大いなる沈黙へ」の色彩の素晴らしさも思う。
無料観覧日に行くと無料で見られると思います。HP等で確認要。
天皇陛下傘寿記念特別展
「天皇陛下 昭和28年欧米14か国の旅~新たな感動と出会い~」
三の丸尚蔵館 - 宮内庁
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近美に行ったついでに、陽気が良かったにで、チョコっと皇居内を散歩、
こんな企画展やってました。紅葉は、徐々にという感じ。
以下は、私が巡るミュージアム、ギャラリーの定番コースの一つです。
今回は、ディオールの世界が加わりました。
パナソニック汐留ミュージアム以外は入場無料です。
ジョルジョ・デ・キリコ -変遷と回帰-
パナソニック汐留ミュージアム
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「私の形而上絵画を理解出来るのは世界で2、3人」と生前に言っていたと・・
私が観てきた過去の展覧会からは、幾何学的なマネキンが摩訶不思議な街に現れる、例の?作品ばかり記憶に残って居ますが、この企画展では、古典回帰の時代から、晩年迄を時系列で作品展示して居ます。お勧めの企画展。どう感想を持つかは、個々人の感性とのマッチングの問題。この人、絵(写実)がうまいんだな〜当たり前か〜
「荒木経惟 往生写集-東ノ空・PARADISE」
SHISEIDO GALLERY|資生堂銀座
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今回の「往生写集」展は、豊田市美術館、新潟市美術館、資生堂ギャラリーの3館合同で開催する企画展で、本展では、「死=往生」から「再生」に向かっていく、荒木の現在の心境を捉えた作品を中心に展示。「東ノ空」「PARADISE」、本展のためにこの夏撮り下ろした「銀座」が展示されて居ます。震災、自らの病を経ての思いを撮る。
階段を降りる途中に書の作品なんかもあったりします。
ポーラ銀座ビル5周年記念企画
『フジタ、夢をみる手』
ポーラ ミュージアム アネックス 銀座
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第二次世界大戦期を境にフジタ芸術にみられるようになる、想像力や創作性をいっそう拠りどころとする傾向へ進む作品に光を当てた企画展。
フジタの画業の一時期を切り取った展示は、あらためて作品の素晴らしさを浮き上がらせてくれます。物語性、画力、描写の匠さ、猫などの動物の動き、少女の不思議な魅力、素敵ですね!
エスプリ ディオール ディオールの世界 銀座
玉屋ASビル 銀座
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場違いな気もしないではないですが?このての展覧会、割と好きです。
素材、デザイン、職人技、そして作品を見事に着こなす人。私には異次元の?美しさ・・・・
地下では二人の職人さんの実演も見られます。三階では、現代アーティストデザインのバッグ等の展示も、銀座に行ったら必見ですよ!Apple銀座店近くのビルです。
以上の他、京橋のLIXILギャラリー、町田の版画美術館にも行ってきました。
同じ企画展2回目。
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