映画『大いなる沈黙へ』 グランド・シャルトルーズ修道院
この映画は、神保町の岩波ホールで8月22日まで開催されています。
明日迄なのですが、10時30分の当日券販売開始前に、 かなり長い行列が出来ます。
前売り券を持っている方も、早めに行かないと隅っこの席になります。
2006年初上映でDVDも販売されている様ですが、今夏、待ちに待った日本上映です。
ドイツ人監督、フィリップ・グレーニングは1984年に撮影を申し込み、ひたすら返答を待ちましたが、16年後のある日、突然、扉が開かれました。
映画化する時の修道院の要求(条件)は、音楽なし、ナレーションなし、照明なしです。
3時間近い上映時間、淡々と修道士の生活、修道院を取り巻く自然が映し出されます。
自然光のみで撮影された映像は、絵画の様です。
修道士の間で会話できるのは、週1日のいっ時、あとはひたすら祈るという厳しい戒律の中で生きる修道士の顔が大写しに何度か登場します。
映画は、様々な生き方を教えてくれます。
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