上海博物館 中国絵画の至宝 展
この展覧会は、東京国立博物館 東洋館8室で10月1日から11月24日まで開催されています。
前期:2013年10月1日(火)~10月27日(日)
後期:2013年10月29日(火)~11月24日(日)
東洋館のこの場所は好きで、トーハクに行ったときには必ず寄ってみることにしています。
東洋館リニューアルオープン記念の展覧会です。
「中国憧憬」という言葉、この種の展覧会ではよく使われる言葉だと思っていますが・・・この展覧会で、その作品を見ると、頷いてしまいますよね。
中国絵画史の再勉強をするもよし、日本絵画史との関係に思いを馳せるのもいいですよね。
トーハクで開催中の下記展覧会と合わせて観ると・・・・多岐にわたる連関に思い当たるかもしれませんよ。
一日かけてじっくり鑑賞ですね、至福の時が過ごせると思いますよ。
「京都―洛中洛外図と障壁画の美」
平成館 2013年10月8日(火) ~2013年12月1日(日)
総合文化展の特別企画「描かれた風景-憧れの真景・実景への関心-」
本館 特別1室・特別2室 2013年10月29日(火) ~ 2013年12月8日(日)
HPの紹介文
中国でも最大規模の収蔵を誇る上海博物館。そのなかから、宋元から明清まで、約千年に渡る中国絵画を代表する名画を一堂に展示いたします。
初公開、一級文物をふくむ40件もの名品によって、五代・北宋から明清にいたる中国絵画の流れを辿ることのできるまたとない機会です。日本にはない、本場中国ならではの中国絵画の真髄をお楽しみください。
展示構成は以下の通りです。
第1章 五代・北宋―中国山水画の完成―
第2章 南宋―詩情と雅致―
第3章 元―文人画の精華―
第4章 明―浙派と呉派―
第5章 明末清初―正統と異端―
一級文物 琴高乗鯉図軸 李在筆 明時代・15世紀
李在は雪舟が、師事したことで知られる宮廷画家です。
一級文物 青卞隠居図軸 王蒙筆 元時代・1366年
一級文物 漁荘秋霽図軸 倪瓚筆 元時代・1355年
山陰道上図巻 呉彬筆 明時代・1608年
この表現力は圧巻、必見ですよ。
一級文物 竹石集禽図軸 王淵 1幅 元時代・至正4年(1344)
寒香幽鳥図軸 呂紀 1幅 明時代・15世紀
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