京都 洛中洛外図と障壁画の美
この展覧会は東京国立博物館平成館で10月8日~12月1日まで開催されています。
個々の作品を堪能すると言うより、空間を楽しむ展覧会ですね。
何度も訪れたい空間です。
京都でも見ることのできない京都。
このキャッチコピーの通りですね、洛中に洛外に、京都御所に、二条城に、更に龍安寺の内部にまぎれこんだ感じですよ。
展示空間に、これだけ映像が見事に調和した展覧会も過去になかったのではないでしょうか?
原寸大?の石庭の四季4K映像は良いですね。
ここにベンチがあったら長居してしまいそうですよね。
会場に入って直ぐの洛中洛外図屏風(舟木本) 岩佐又兵衛筆解説大画面映像も楽しいですし、単眼鏡を忘れた方にも親切ですね。
展示配置はこんな感じです。
HPの解説から
重要文化財 洛中洛外図屏風(舟木本)(部分) 岩佐又兵衛筆 江戸時代・17世紀 東京国立博物館蔵
京都は、毎年、国内外から多くの人々が訪れる魅力あふれる地です。それは何よりも京都が、長い間日本の都として伝統文化を育み、継承してきたことによるところが大きいでしょう。この展覧会では、都の賑わいと四季の景観を描く洛中洛外図の優品が一堂に会するほか、京都を象徴する3つの場所―京都御所、二条城、そして石庭で知られる龍安寺を飾った障壁画を通して、京都ならではの美の空間を体感していただきます。特に、最近、修復を終えたばかりの絢爛豪華な障壁画で再現する二条城の空間は圧巻です。
展示構成は以下の通りです。
第1部 都の姿─黄金の洛中洛外図
洛中洛外図勢揃いです。
第2部 都の空間装飾─障壁画の美
1、王権の象徴―京都御所
2、仏法の荘厳―龍安寺
3、公儀の威光―二条城
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