ルーブル美術館展 地中海四千年の物語
この展覧会は、東京都美術館で7月20日~9月23日まで開催されています。
もうすぐ終了ですね。
この展覧会には、始まってすぐと最近の2度見てきましたが、ショーケースに収められた展示品には列ができます、これが苦手なんですよね、でも仕方ありませんよね。
1808年にルーヴルに収蔵されて以来、初めて館外に出品されるという、チラシに使われている「ギャビーのディアナ」が展示されているフロアは意外と混んでませんでした。(私が行ったときは、ですよ)
他にもすばらし彫刻が展示されています、見応えという意味ではこの辺りでしょうか?
「アルテミス、通称”ギャビーのディアナ”」14~37年頃
地中海4000年の歴史と文化を概観する展覧会です。
会場の数か所で、地中海地域の風景、デザイン、工芸、建築等々の紹介映像が流されています。
この展覧会を見て、どれだけ、発想の展開ができるか?
そんな感じの展覧会かもしれませんよ。
「今まで見聞きした事柄が頭の中が整理できた?」なんていう方もおられるかもしれません。
展覧会の構成は以下の通りです。
(画像はチラシの切り取りです)
序章 地中海世界―自然と文化の枠組み
第一章 地中海の始まり―紀元前2000年紀から前1000年までの交流
第二章 統合された地中海―ギリシャ、カルタゴ、ローマ
第三章 中世の地中海―十字軍からレコンキスタへ(1090‐1942年)
第四章 地中海の近代―ルネサンスから啓蒙主義の時代へ(1490‐1750年)
第五章 地中海紀行(1750‐1850年)
HPの紹介文です。
本展はルーヴル美術館の全8美術部門が総力を挙げて「地中海」をテーマに企画し、西洋と東洋を結ぶ地中海世界の四千年におよぶ歴史的・空間的な広がりを、ルーヴルが誇る200点を超える収蔵品で展観するものです。西洋と東洋の出会いの地で誕生した作品群は、多彩かつ個性的であると同時に、地中海を舞台に生み出された諸文化の影響関係を生き生きと伝える魅力あふれるものです。
注目すべきは、清楚な容貌と自然なたたずまいが美しい古代彫刻の傑作「アルテミス、通称 ギャビーのディアナ」。また、ロココ美術の華麗な作品やフランスの画家シャセリオーによるオリエンタリズムあふれる絵画など、多くの貴重な文化財が特別出品され、地中海の魅力にせまります。
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