モネ ユトリロ 佐伯と日仏絵画の巨匠たち
チャリティーイベント 第19回 秘蔵の名品 アートコレクション展
モネ ユトリロ 佐伯と日仏絵画の巨匠たち
フランスの美しき町と村の中で
この展覧会は、ホテルオークラ東京 別館地下2階「アスコットホール」で8月7日〜9月1日まで開催されています。
恒例のチャリティイベントです。
良い作品を集めたな~という印象。
日本人画家の作品も多数展示(26名程)にされていますが、チョット痛々しい?感じもします。
パリに渡り、如何に学び自分の個性を見つけようと懊悩したのでしょうか?
ひしひしと伝わってくるようです。
里見勝蔵とブラマンクの作品が並べて展示されていますが、その作品の前で考えてしまいました。
この時代の作品展は一年中やっている様なきがしますが、この展覧会はお薦め。
アンリ・ル・シダネル《森の小憩、ジェルブロア》、モイーズ・キスリング《水玉の服の少女》がとても印象に残りました。
オークラHPの紹介文です。
メセナ活動の一環として、1994年より開催し、今年で第19回を迎える「秘蔵の名品 アートコレクション展」。
普段は鑑賞の機会が少ない企業・団体・個人が所有する美術品をご覧いただけ、毎年ご好評を博しております。~展覧会のみどころ~
19世紀後半から20世紀前半にかけて、パリはまさに新たな美術運動が誕生し、展開した
芸術の都でした。印象派の画家たちは、街と近郊の村々の風景を新しい光と色彩で表現し、
世界各地から集まった多くの画家たちは、エコール・ド・パリと呼ばれる個性的な芸術を開花させました。
その中には藤田嗣治や佐伯祐三ら、情熱に燃える多くの日本人画家たちもいて、本場の芸術に対峙していたのです。
本展で一堂に会するモネ、ユトリロ、佐伯をはじめ日仏の巨匠たちの秘蔵の名品によって、
画家たちが愛した街(パリ)と村々の、今なお憧れの風景美をご覧頂ければ幸いです。
監修: 金原宏行(豊橋市美術博物館 館長)、岡部昌幸(帝京大学文学部史学科教授)
展覧会の構成は以下の通りです。
第1章 「19世紀のパリの画家たち ― 自然と都会の饗宴」
クロード・モネ《菫の花束を持つカミーユ・モネ》 1876‐1877年頃 油彩・カンヴァス
第2章 「フランス郊外へ」
1、「郊外の森と庭へのプロムナード ― 光と影を描いた画家たち」
アンリ・ル・シダネル《森の小憩、ジェルブロア》 1925年・カンヴァス
2、ヴァカンス ― 南仏の陽光と日本への帰国」
ピエール=オーギュスト・ルノワール《エスタックのオリーブ畑》 1882年 油彩・カンヴァス
第3章 「パリ―ユトリロと佐伯」
1、「モンマルトルの丘のユトリロ ― セーヌ川右岸の街並みに見る視線」
モーリス・ユトリロ《モンマルトルのキュスティーヌ通り》 1938年頃 油彩・カンヴァス
2、「モンパルナス界隈の佐伯祐三 ― セーヌ川左岸の街並みに見る視線」
佐伯祐三《レ・ジュ・ド・ノエル》 1925年 油彩・カンヴァス
第4章 「描かれ、構図となったパリとセーヌ川 ― パリにあこがれた日本人画家とともに」
アルベール・マルケ《パリ、ルーブル河岸》 1906年 油彩・カンヴァス
第5章 「エコールドパリと1920‐30年代にパリで活躍した画家たち ― 麗しき人物」
藤田嗣治《パリ風景》 1956年 油彩・カンヴァス
モイーズ・キスリング《水玉の服の少女》 1934年頃 油彩;カンヴァス
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