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2013.08.23

モネ ユトリロ 佐伯と日仏絵画の巨匠たち

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チャリティーイベント 第19回 秘蔵の名品 アートコレクション展
モネ ユトリロ 佐伯と日仏絵画の巨匠たち
フランスの美しき町と村の中で

この展覧会は、ホテルオークラ東京 別館地下2階「アスコットホール」で8月7日〜9月1日まで開催されています。

恒例のチャリティイベントです。
良い作品を集めたな~という印象。
日本人画家の作品も多数展示(26名程)にされていますが、チョット痛々しい?感じもします。
パリに渡り、如何に学び自分の個性を見つけようと懊悩したのでしょうか?
ひしひしと伝わってくるようです。
里見勝蔵とブラマンクの作品が並べて展示されていますが、その作品の前で考えてしまいました。
この時代の作品展は一年中やっている様なきがしますが、この展覧会はお薦め。

アンリ・ル・シダネル《森の小憩、ジェルブロア》モイーズ・キスリング《水玉の服の少女》がとても印象に残りました。 


オークラHPの紹介文です。

メセナ活動の一環として、1994年より開催し、今年で第19回を迎える「秘蔵の名品 アートコレクション展」。
普段は鑑賞の機会が少ない企業・団体・個人が所有する美術品をご覧いただけ、毎年ご好評を博しております。

~展覧会のみどころ~
19世紀後半から20世紀前半にかけて、パリはまさに新たな美術運動が誕生し、展開した
芸術の都でした。印象派の画家たちは、街と近郊の村々の風景を新しい光と色彩で表現し、
世界各地から集まった多くの画家たちは、エコール・ド・パリと呼ばれる個性的な芸術を開花させました。
その中には藤田嗣治や佐伯祐三ら、情熱に燃える多くの日本人画家たちもいて、本場の芸術に対峙していたのです。
本展で一堂に会するモネ、ユトリロ、佐伯をはじめ日仏の巨匠たちの秘蔵の名品によって、
画家たちが愛した街(パリ)と村々の、今なお憧れの風景美をご覧頂ければ幸いです。
監修: 金原宏行(豊橋市美術博物館 館長)、岡部昌幸(帝京大学文学部史学科教授)

展覧会の構成は以下の通りです。
第1章 「19世紀のパリの画家たち ― 自然と都会の饗宴」
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クロード・モネ《菫の花束を持つカミーユ・モネ》 1876‐1877年頃 油彩・カンヴァス


第2章 「フランス郊外へ」
1、「郊外の森と庭へのプロムナード ― 光と影を描いた画家たち」
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アンリ・ル・シダネル《森の小憩、ジェルブロア》 1925年・カンヴァス

2、ヴァカンス ― 南仏の陽光と日本への帰国」
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ピエール=オーギュスト・ルノワール《エスタックのオリーブ畑》 1882年 油彩・カンヴァス


第3章 「パリ―ユトリロと佐伯」

1、「モンマルトルの丘のユトリロ ― セーヌ川右岸の街並みに見る視線」
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モーリス・ユトリロ《モンマルトルのキュスティーヌ通り》 1938年頃 油彩・カンヴァス


2、「モンパルナス界隈の佐伯祐三 ― セーヌ川左岸の街並みに見る視線」
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佐伯祐三《レ・ジュ・ド・ノエル》 1925年 油彩・カンヴァス

第4章 「描かれ、構図となったパリとセーヌ川 ― パリにあこがれた日本人画家とともに」
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アルベール・マルケ《パリ、ルーブル河岸》 1906年 油彩・カンヴァス


第5章 「エコールドパリと1920‐30年代にパリで活躍した画家たち ― 麗しき人物」
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藤田嗣治《パリ風景》 1956年 油彩・カンヴァス

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モイーズ・キスリング《水玉の服の少女》 1934年頃 油彩;カンヴァス

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2013.08.18

岩合光昭写真展 ネコライオン 

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この展覧会は東京写真美術館で8月10日~10月20日まで開催されています。

岩合さんの動物写真は大好きで、展覧会が開催されるたびに観に行っています。
此の展覧会にも早速行ってきました。
理屈抜き、口元が緩みます。
お孫さん?に手をひかれて見に来ていたおばーちゃん。
「ネコかライオンかわかんないね~」
楽しい、たのしい。

岩合さんはこう話します。
「ライオンは大きなネコだ。ネコは小さなライオンだ。」

HPの紹介文です。

世界を舞台に活躍する動物写真家・岩合光昭。地球上のあらゆる地域をフィールドに大自然と野生動物を撮り続ける一方、私たちの身近に暮らすイヌやネコの撮影も継続し、多くの人々を魅了しています。
岩合の取材対象の中でも、とりわけ多くの時間を割いて撮影を継続しているのがネコとライオンです。岩合はこう話します。「ネコは小さなライオンだ。ライオンは大きなネコだ。」
私たち人間の生活に溶け込むように暮らすネコ。一方で百獣の王と呼ばれ、人間の生活から遠い野生の世界に生きるライオン。彼らは同じネコ科でありながら、大きさも、生活も異なります。それでもやはりどこか似ているのです。
写真展「ネコライオン」では、岩合光昭が捉えた人間と共生するネコ、野生に生きるライオンを約180点の作品で展観いたします。彼らの共通点や差異を感じることで、私たち人間がどこかに忘れてきてしまった"野生"を浮き彫りにしていきます。
似ているようで似ていない。そして、似ていないようで似ている。「ネコライオン」の摩訶不思議な世界を、是非ご体感ください。

ネコとライオンの同じような動作、状況を対で展示しています。
下記のカテゴリーでの展示です。




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ネコ 母親は子の隠し場所をたびたび移します。
ライオン 子は母親にくわえられると全身の力を抜きます。

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ネコ お気に入りの場所があります。
ライオン 高い所からは平原が見渡せます。

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ネコ がっちゃんの得意なポーズです。
ライオン アクビをして緊張を解こうとしています。


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ネコ 子の冒険は危険をはらみます。
ライオン 成長してからも遊びます。

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ネコ ”ネコばんち”寸前。
ライオン 狩りは見ることこそ肝心です。


我が家のジロー君の子どもの頃の写真です。
同じ様なポーズのネコとライオンの写真の展示もありました、と言うことで展覧会を見ながらジローのこの写真を思い出していました。
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2013.08.11

投稿サボってます。

暑い日がつづいていますね。
雑用でバタバタしてしていますが、展覧会には少しずつ出向いています。
飲酒する機会も多く投稿がしばらく滞っています。
こういう状況になると心配メールをいただくことがありますので・・・・・・一様、状況報告です。
すぐにでも再開するようにしたいのですが、どうなりますか?

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