特別展 マンモス「YUKA」 シベリアの永久凍土から現れた少女マンモス
この展覧会は、パシフィコ横浜展示ホールAで7月13日〜9月16日まで開催されています。
マンモスはゾウ科の動物です。
この展覧会では、ゾウ一般の勉強から初めて、ケマンモスの特徴、人との関わりの歴史。
そして、YUKAとの対面。
当時の気候と生活環境、同時代の動物たちを紹介、最後にケマンモスの今と未来について紹介しています。
冷凍状態のケサイも展示されています。
標本の前に立って記念撮影されている方がたくさんいました。
私も「シャッター押してくれますか?」と頼まれて、2度撮影に協力しました。
(YUKAとケサイは撮影禁止です)
HPの紹介文
2010年、シベリアの永久凍土から絶滅した1頭のマンモスが発掘されました。3万9000年前のメス(10歳)で、驚くべきことに四肢や長い鼻などがほぼ完全な状態で残っていました。
本展は、この少女マンモス「ユカ」の標本を冷凍保存のまま、世界に先駆けて一般公開します。
あわせて、マンモスと同時代に生息した絶滅動物でこれまで壁画や骨格標本でしか確認できなかったケサイ(サイの一種)の大型冷凍標本や、マンモスの全身骨格、マンモスの骨や牙と動物の皮でできた家など約100件を展示します。
展示構成は以下の通りです。
第1章 ゾウの鼻はナゼ長い?
―マンモスを知るためにゾウを知る―
第2章 「マンモス」って大きいの?
―ケマンモスとゾウをくらべる―
ゾウ科4属の骨格比べ。
アフリカゾウ、アジアゾウ、ナウマンゾウ、ケマンモス。
第3章 ケマンモスの特徴は?
―他のゾウとのちがい―
ここではマンモスの各部位をさわってみることができるコーナーがあります。
第4章 ケマンモスはヒトとどう関わったか
―ケマンモスを活かした住居から針まで―
マンモスが分布していった過程や、人間との関わりを紹介しています。
第5章 YUKAはなぜ今見つかったのか
―冷凍マンモスの発見―
いよいよYUKAとご対面です。
YUKA発見の経過、その後の調査のヴィデオ放映です。
YUKAはこの中にいますが、撮影禁止でした。
多くの方の第一声は「ちいちゃいね」です。
10才の女の子ですからね。
それにしても39000年前のケマンモスにお目にかかっているというのはある種感動しますよね。
YUKA復元図(左手前)
鼻の先から後ろ足までの長さは3メートル。高さは約1.2メートルほど。
.
第6章 ケマンモスはどんな動物とくらしていたの?
―当時の気候と生活環境―
マンモスと同時代に生息していた絶滅した動物ケサイ(サイの一種)の大型冷凍標本も展示されています 。これまで壁画や骨格標本でしか存在が確認できなかった貴重なものだそうです。
こちらも撮影禁止でした。
第7章 これからもケマンモスに会えるの?
―ケマンモスの今と未来―
近畿大学の研究室が取り組んでいるクローンマンモスの研究なんかも紹介されています。
記念撮影コーナーです。
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