山口晃展 付り澱エンナーレ 老若男女ご覧あれ
この展覧気は横浜そごうで4月20日〜5月19日まで開催されています。
毎度お馴染み、超絶技巧で時空を超えたワンダーランドを描いた作品に加え、「山愚痴屋澱エンナーレ2013ついに横浜で開催」ということになっています。
会場内には、掲示板が設置されていて、感想を書いた付箋が貼られています。
「京都からきて満足」とか
「裏を見て」と書いてある付箋をはがすと「まだまだだな」なんて書いてあるのもありました。
それにしても、見ていていやになてしまうほど?絵が上手い、もうこれは単純に脅威ですよね。
単眼鏡で熱心に見ておられる方もいました、正解かもしれません。
なかにはCADで描いたと見間違えるような作品もあり、ちょっと微妙。
千躰佛造立乃図に始まり、当世おばか合戦、自由研究柱華道、東京図広尾‐六本木図、百貨店図三越など何度も見てきた作品も展示されています。
何度見ても飽きないですよね。
Tokyo山水(東京図2012)部分 2012年
携行y折畳式喫茶室 2002年
厩図2004 2004年
挿絵の展示コーナーもあり、こちらも楽しいですよ。
ドナルド・キーン作「私と20世紀のクロニクル挿絵より 2006年
「澱エンナーレ2013」は今一つかな〜
勿論楽しめますが・・・・
私が行った日は「リヒターシステム」が調整中で係りの方3名が故障個所を調査中、半田付け箇所が外れていたみたいで、台車で移動、しばらくして戻ってきました。
その後は観客がスイッチONする度に工事現場のような騒音でした。
それにしても、休日の午後にしては空いていたのが意外でした。
HPの紹介文
山口晃は、浮世絵や大和絵をはじめ、西洋美術、漫画など、時代も分野も越えた様々なイメージをベースに、古今東西あらゆるモチーフを緻密な描写で巧みに再構築する作風で知られています。馬型のバイクにまたがる武士、宇宙船と化したリモコン、居住スペースの付いた電柱、古今の人々と事物が共存する都市景観。一見ユーモラスでありながら、現代の日本や美術が抱える矛盾と問題を鋭い眼差しで捉えた山口の作品は、国内外で人気を集めており、その繊細で芯の強い描画技術には定評があります。近年は小説の挿画やCDジャケット、パブリックアート、CMの原画を手がけるなど、ますます活躍の場を広げ、2012年秋には平等院の養林庵書院へ襖絵を奉納し話題となりました。
横浜初の個展となる本展覧会では、ドローイングや油絵、立体作品、挿画を一挙に展覧し、山口晃の多彩なる画業をご紹介します。さらに現代アート国際展の開催地である横浜にちなんで、<一人国際展>の最新作「山愚痴屋澱エンナーレ2013」を会場内に設けるほか、ドナルド・キーン作「私と20世紀のクロニクル」の挿画全点を特別展示する予定です。老若男女、誰しもを惹きつける作品の数々をこの機会にぜひご覧ください。
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