拙ブログ暫く休みます。
個人的理由により、暫くの間投稿出来なくなりました。
宜しくお願い致します。
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この作品展は、2月13日から24日までの開催です。(国立新美術館)
かつては、親子連れがゲームなんかに参加したりして、たいそう賑やかな展覧会でしたが、ちょっと地味目になりましたかね、最近は・・・。
土曜日の夕方に行ってみたのですが、それでも結構な人出でした。
下手な写真ですが、会場の雰囲気が多少でも伝われば・・・という事で、撮ってきた写真をUPしてみます。
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この展覧会はパナソニック汐留ミュージアムで1月12日〜3月24日まで開催されています。
二川幸夫は早稲田の学生の時に帰省の途中、先生の勧めで訪れた民家とその街並み、風景に魅せられてしまいます。
そして、全国の民家を訪れることを決意します、訪れた場所で撮った写真が、やがて『日本の民家』全10巻として結実します。
チラシのコピーです。
一九五五年、日本には美しい民家があった。
その民家を、日本中を歩いて記録した若者がいた。
会場には、天上から吊るされた写真パネルが、それぞれの地域ごとに並べられていて、さながら迷路?小旅行気分です。
京・山城⇒大和・河内⇒山陽道⇒四国路⇒西海路⇒陸羽・岩代⇒武蔵・両毛⇒信州・甲州⇒北陸路⇒高山・白川
その場所で生きるために、生活するために工夫された建築が風景の中に見事な造形美として存在しています。
地に足の着いた濃密な人間関係まで脳裏に浮かんできます。
見ていくと、訪れたことのある町での出来事が思い出されて、これもまた楽しいですね。
出雲崎の街並みの写真もありましたが、数年前、私も出雲崎を訪れて、良寛記念館から安物のデジカメで街並みの俯瞰を動画で撮影してきまた。
画像ファイルがみつかったら載せてみます。
会場自体は、入場者が増えて混雑してきたらどうなっちゃうのかな?なんて余計な心配をしてしまいました。
チラシの解説文です。
この国の自然と風土、歴史と文明のなかから生まれ、育まれてきた庶民の住まい「民家」。モダニズムの建築や今日の住宅を考える上でも、私たちの原点といえるでしょう。一方で快適で合理的なライフスタイルを優先する現代的な感覚にはそぐわなくなり、いにしえの民家は日本の風景から確実に姿を消しつつあります。1957年から59年にかけて発行された『日本の民家』全10巻は、日本が国際的な経済発展に向けて飛躍しようとしていた頃に、あえて民家の最期の美しさにカメラを向けて、世間を瞠目させました。大地とつながる民家の力強さ、そしてそこに蓄積された民衆の働きと知恵をとらえた280点のモノクロ写真は、現在、国際的に高く評価される二川幸夫が20歳前後に撮影したものです。文章は当時新鋭の建築史家、伊藤ていじ(1922-2010)が著しました。
二川幸夫は確かな評価眼を通して見たものを建築写真として定着し、自ら主宰する出版社を中心に発表してきました。優れた建築を追って世界中を駆け巡り、比類のない作品を精力的に残してきた彼の建築の旅の原点は、この『日本の民家』にあります。
本展は1955年にさかのぼって、若き日の二川幸夫がとらえた貴重な民家の姿、そして日本人の本来の逞しさと しなやかさを、選び抜いた約70点の作品にご覧いただきます。ここに見るような建築のあり方を、これからの 日本で再構成することはできるのでしょうか―そんな想像がふくらむ展覧会です。
蔵王村民家の妻破風とニグラハフ 1952-1959年
愛媛県南宇和の外泊の瓦屋根 1952-1959年
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この展覧会は玉川大学教育博物館で前・後期に分けて開催されています。
昨年11月から始まり1月末終了予定でしたが、会期が大幅に延長されています、詳細は教育博物館HPをご参考下さい。
また、特別開館日を除く土日は原則的に休館ですのでご注意ください。
黒田清子さんは同館外来研究員をされていますが今年の一月には天皇皇后両陛下および秋篠宮殿下、同妃殿下がこの博物館をご訪問されています。
ジョン・グールドの鳥類図鑑の展覧会は同館で以前にも行われていて、拙ブログでも投稿していますが、何度見ても素晴らしいので今回も行ってきました。
このような書物を創ってしまう文化って羨ましいしすごいですよね。
この博物館の所蔵作品も良いですよ、特にイコンの展示には目を美晴るものがあります。
近代美術のコーナーにはフォートリエの作品なんかもさりげなく・・・・。
鳥好きの方はもちろん、美術作品としても秀逸、楽しめる展覧会ですよ。
特に「ハチドリ科鳥類図譜」はハチドリに植物その背景(景色)も見事に描かれていて見惚れてしまいます。
お薦め!!
HPで図譜は公開されていて見ているだけでの楽しいのですが、リトグラフ、手彩色された鳥類図譜の美しさは、原画を見ないと実感できませんよね。
①ニコーライウグイス ②コチョウゲンボウ
③エナ ④モモイロインコ
⑤ズアオキヌバ ⑥ニジキジ
⑦ヤ ⑧シロエリハチドリ
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この展覧会は横浜美術館で1月26日~3月24日まで開催されています。
展覧会は、ゲルダ・タローのPartから始まります。
構成は以下の通りです。
[Part 1] ゲルダ・タロー
1 1936年
2 1937年
[Part 2] ロバート・キャパ
1 フリードマンからキャパへ
2 スペイン内戦
3 日中戦争 〜 第二次世界大戦 I
4 第二次世界大戦 II
5 インドシナまで
ロバート・キャパの写真集は今までよく見てきたこともあり、もし文春の記事を読まなかったらこの展覧会には行かなかったかもしれません。
沢木耕太郎はキャパの十字架と題されたノンフィクションで、あの「崩れ落ちる兵士」は、キャパが撮った写真ではなく、訓練中の兵士が滑って転倒したところを、ゲルダ・タローが偶然撮影したものだと結論付けているのだ。
緻密な検証過程も興味深々で流石沢木耕太郎、素晴らしい、一読お薦めです。
その証の一つの要素となる2枚の写真をじっくり観察するべく、単眼鏡を持って(意味ないか~?)開始早々、先週観に行きました。
「崩れ落ちる兵士」はもちろん展示されていましたが、観たかったもう一枚の写真は見当たりませんでした。
兵隊の向うに写っている銃口が上を向いた写真は何を意味するのか?
「崩れ落ちる兵士」との関係は?
何故、キャパは自殺願望があるのではないかと言われた程、過酷な戦場取材を繰り返したのか?
それは、若いキャパを一躍有名にした(してしまった)「崩れ落ちる兵士」と言う一枚の写真を(その真実を)十字架として背負ってしまったからではないかと・・・・。
この展覧会、
27歳の若さで事故(共和国軍の戦車に轢かれて死亡)で亡くなった女性初の報道写真家タローの写真を纏めて見るのは初めてでした、前半の作品は確かに6×6フィルムで撮ったのであろう、作品。戦時下での女性を取り上げている、そして、後半は戦禍の悲惨な状況を撮った作品が増えて行くように思えた。
(ちなみに、タローは岡本太郎のタローと言われている)
キャパのPartは、雑誌に載った最初の写真トロツキーの写真にはじまり、インドシナで地雷を踏んで亡くなるまでの、言ってしまえば、お馴染み?の写真が展示されています。
思いは人それぞれでしょうが、「キャパは何を伝えたかったのだろう」ともう一度考えてみるのも良いかもしれません。一連の写真を見ながら・・・・。
そして、キャパという写真家の運命を。
朝日新聞水曜日夕刊美術欄でも取り上げていましたね。
こちらでも。
NHKスペシャル
2013年2月3日(日)
午後9時00分~9時49分
沢木耕太郎 推理ドキュメント
運命の一枚
~"戦場"写真 最大の謎に挑む~
チラシの解説
世界で最も著名な写真家のひとり、「ロバート・キャパ」ことアンドレ・フリードマン(1913年生/1954年没)が生まれて今年で一世紀が経ちます。しかしこの「ロバート・キャパ」という名が、当初フリードマンとドイツ人女性ゲルダ・タロー(本名ゲルタ・ポホリレ、1910年生/1937年没)の二人によって創り出された架空の写真家であったという事実は、あまり知られていません。
1934年にパリで出会い意気投合した二人は、1936年春に「ロバート・キャパ」という架空の名を使って報道写真の撮影と売り込みをはじめます。仕事が軌道に乗りはじめてほどなく、フリードマン自身が「キャパ」に取ってかわり、タローも写真家として自立していきますが、その矢先の1937年、タローはスペイン内戦の取材中に命を落とします。タローの存在とその死は、キャパのその後の活動にも大きな影響をおよぼしたといわれています。
本展覧会は、キャパとタローそれぞれの写真作品による二つの「個展」で構成されます。死後50余年を経てなお絶大な人気を誇るロバート・キャパと、その陰でほとんど紹介されることのなかったゲルダ・タロー。約300点にのぼる豊富な写真作品と関連資料によって二人の生涯と活動の軌跡を辿りながら、両者の深いつながりと個性の違いを浮かび上がらせていきます。
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