時代を超える生活の中の美 森と湖の国 フィンランド・デザイン展
この展覧会はサントリー美術館で開催されています。
会期:2012年11月21日(水)~2013年1月20日(日)
今週いっぱいですね。
フィンランド国立ガラス美術館蔵作品、製品がほとんどを占める展覧会です。
拙ブログでもガラス器の展覧会は何度か紹介していますが、さてさて、私の知識はまったく進歩しません。
シンプルな形状のものが最もガラスの美しさを際立たせると思っているのですが・・・・。
展示方法も含めて、ガラスによる造形の美しさとフィンランドデザインの雰囲気を楽しめる展覧会です。
チラシ解説の引用です。
20世紀前半から台頭したフィンランドのデザインは、アルヴァル&アイノ・アールト夫妻、カイ・フランク、タピオ・ヴィルッカラ、ティモ・サルパネヴァら優れたデザイナーを輩出し、特に1950年代からは国際的な評価を得て、現在に至ります。彼らを取り巻く美しい自然と風土は、時に創作のインスピレーションとなり、作品や製品の色となり形となって溶
。け込んでいきました。フィンランドを代表するガラスメーカー「イッタラ」が“Lasting design against throwawayism(使い捨て主義に反する永遠のデザイン)”というメッセージを掲げ、現在も生産を続けとなりているように、その姿勢は常に地球にやさしく、自然とともにあり続けています。
展覧会の構成は次の通りです。
展覧会会場入り口のインスタレーション
撮影可能箇所は他にも二か所あります。
プロローグ: 18世紀後半~1920年代 黎明期
第I章: 1930年代 躍進期
アルヴァル・アールト 《アールトの花瓶 9750》 1937年制作 カルフラ社製
第II章: 1950年代 黄金期
タピオ・ヴィルッカラ 《カンタレッリ(アンズタケ) 3280》1947年制作 イッタラ社製
アイモ・オッコリン≪ウォーター・リリー≫1960年、リーヒマキ社製
ティモ・サルバネヴァ≪i-grass≫1956年イッタラ社製
第III章: 1960・70年代 転換期
タピオ・ヴィルッカラ 《ウルティマ・テューレ 2332/2052》1968年制作 イッタラ社製
第IV章: フィンランド・ガラスの今 Art&Life
オイヴァ・トイッカ≪オアシス≫1988年ヌータヤルヴィ社製
アヌ・ペンッティネン ≪階層―アーバンスケッチ≫ 2012年制作 ノウノウ・デザイン製
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