マリー・アントワネット物語展
この展覧会は、そごう横浜店6階のそごう美術館で9月15日~11月18日まで開催されています。
神聖ローマ皇帝フランツ・シュテファンとマリア・テレジアの末娘として生まれたマリー・アントワネット(1755~1793)が政略結婚でオーストリアからフランスへ14歳で輿入れし、37歳で断頭台の露として消えた、その波乱に富んだ人生と、ライフスタイルやファッションに焦点を当て、家宝、絵画、工芸品など120点を展示しています。
会場は流石に女性だらけ、99対1位の感じでした。
女性にとってはたまらない展覧会なのかもしれませんね。
彼女が好んだ内装パターンを再現したテキスタイルの展示等、なかなかこった展示になっていました。
展覧会の構成は以下の通りです。
プロローグ ~ハプスブルグからフランスへ、14歳のプリンセス
C.F.フリッチ 《オーストリア皇女マリア・アントニア(マリー・アントワネット)》1774年頃 カルナヴァレ美術館蔵
第1章 ヴェルサイユの華 ~フランスが愛した王妃~
ニコラ=ジャン・バティスト・ラグネ《サン=ベルナール河岸からの眺め》1750年頃
カルナヴァレ美術館蔵
ヴィジェ・ルブラン《王妃マリー・アントワネットと子供たち》1786~87 ジャン・ド・ベアルヌ伯爵蔵
第2章 彼女の愛した美① ~マリー・アントワネット様式~
1 作者不詳《香水入れ》18世紀末 ナポレオン財団蔵
2 ジャン=ジョゼフ・バリエール《マリー・アントワネット肖像画で装飾された小物入れ》1774年 ナポレオン財団蔵
第2章 彼女の愛した美② ~ファッションとモード~
このコーナーのみ写真撮影可でした。
当時のファッションを身につけて、写真を撮ってもらっている方も・・・・
池田理代子氏が本展のために書き下ろした原画の展示。
第3章 はかなく散った永遠の王妃
有名な首飾り事件から監禁そして断頭台の露と消えるその時までを紹介しています。
同い年のおかかえ画家ヴィジェ・ルブラン亡命後、お抱え画家になったアレクサンドル・クシャルスキーが描いたマリー・アントワネット35歳の時の肖像画が印象的です。
ふろく。
映画「マリー・アントワネット」予告編(2007年1月日本公開 ソフィア・コッポラ監督)
波紋を呼んだ映画だった印象は残っているのですが、どうも拙ブログに投稿記事が見当たりません、忘れたのかな~
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