薔薇と光の画家 アンリ・ル・シダネル展 フランス ジェルブロアの風
この展覧会は損保ジャパン東郷青児美術館で4月14日~7月1日まで開催されています。
今日までですね。
昨年閉館したメルシャン軽井沢美術館の最後の企画展
メルシャン軽井沢美術館 薔薇と光のフランス人画家アンリ・ル・シダネル 小さな幸せ を観ていたのでこちらには行かないつもりでしたが、新宿で少々時間が空いたので、観てきました。
勿論作品自体が素晴らしいので、この展覧会も大満足なのですが、あのメルシャン軽井沢美術館の環境で開催された展覧会が矢張り印象に深く残ります。
万人に共通する心象風景をしみじみと見せてくれる作品というのが私の感想です。
この感覚は、マチエール、作品からの位置関係等、印刷物で感じるのは困難ですね、実作を見ないと・・・・・。
そして、少し離れて鑑賞するのが要点のような気がします、一段と印象に残ると思いますよ。
展覧会の構成は以下の通りです。
第一章 自画像
第二章 エタブル
帰りくる羊の群れ(エタブル)1889年 広島美術館
第三章 人物像
朝(モントルイユ=ベレー)1896年 ダンケルク美術館
第四章 オワアーズ県の小さな町々
第五章 取材旅行
広場(ブリュッセル)1934年 ラーレン(オランダ)、シンガー美術館
第六章 ブルターニュ地方
第七章 ジェルブロア
離れ屋(ジェルブロア)1927年 ひろしま美術館
第八章 食卓
青いテーブル(ジェルブロア)1923年 ラーレン(オランダ)、シンガー美術館
第九章 ヴェルサイユ
昨日は、午前中所用で出られず、午後から出かけて、飯田橋駅から歩いて角川本社ビルで開催されていた(昨日30日で終了)「この手のひらに花を乗せて。高山辰雄 生誕100年記念特別展」を観て、
その後、新宿に出て、新宿ニコンサロンで開催されている写真展(手荷物検査、金属探知機通過して入場という物々しさでした)を観て、最後にこの展覧会という一日でした。
新宿ニコンサロンの写真展については、その開催までの経緯も含めて、いろいろ考えさせられました。
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