ちひろ美術館コレクション ちひろと世界の絵本画家たち
この展覧会は、損保ジャパン東郷青児美術館で7月7日~8月26日まで開催されています。
この日(日曜日)は京橋にも行くことになっていたので、昼前に入場しました。
お子さん連れの方が多くみえていて賑やかでしたよ、まあ、こういうのも良いかと。
本展では、ちひろ独自のさまざまな絵本の仕事を、原画約25点とアトリエの復元などで紹介しています。更に「ちひろ美術館」のコレクションからアジア、ヨーロッパ、アメリカ、アフリカなど25ヶ国、52名の画家による絵本原画を加え全体で約130展の作品を展示しています。
各国の個性豊な作品が素晴らしいし、楽しいですよ。
絵本の原画というより、一枚の絵画作品としても十分見応えのある作品も多く展示されています。
私は、展示リストの南米の画家と韓国の画家に○印をつけました。
絵本も置いてあって自由に見ることが出来ます、もう少し部数が多いと良いな、とも思いました。
子供から大人まで楽しめる絵本の世界って、素晴らしいと思うのですが。
「ちひろの作品はこれだけなの?」と呟いていたご婦人が居られましたが、ちひろ美術館・東京で8月26日(日)まで
特別展「ドキュメンタリー映画公開記念展 ちひろ 27歳の旅立ち」が開催されていますから、ちひろの作品は、こちらでじっくりご覧になるのも良いかもしれません。この展覧会私は6月初旬に見てきました。
拙ブログの紹介記事はこちらドキュメンタリー映画公開記念展 ちひろ 27歳の旅立ち
映画の予告編もあります。
展示構成は以下の通りです。
●いわさきちひろの絵本
・物語絵本
・絵で展開する絵本
・若い人の絵本
・平和への祈りを込めて
・ぶどうを持つ少女
おわさきちひろ(日本) ブドウを持つ少女 1973年
●日本の絵本
長新太(日本) 「キャベツくん」より 1980年
●アジアの絵本
・韓国
・中国
・ベトナム
・モンゴル
・イラン
・トルコ
・スリランカ
・パプアニューギニア
●アフリカ、中南米の絵本
・スーダン
・南アフリカ
ピエト・フロブラー(南アフリカ)
「動物の謝肉祭」より 1998年
●アメリカの絵本
エリック・カール(アメリカ)
くじゃく 1991年
●イギリスの絵本
ヘレン・オクセンバリー(イギリス)
「今日はみんなでクマがりだ」(習作) 1989年
●東欧の絵本
ユゼフ・ヴィルコン(ポーランド)
「金のひかりがくれたもの」より 1997年
●西欧の絵本
●ロシア・北欧の絵本
エフゲーニー・ラチョフ(ロシア)
ロシア民話「マーシャとくま」 1965年
YouTubeから
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