川内倫子 照度 あめつち 影を見る
この展覧会は東京都写真美術館で5月12日~7月16日まで開催されています。
川内倫子の光の捉え方、表現は個性的ですよね、私が受けるイメージはモノクロ銀塩とデジタルカラーの中間という感じ。
或る意味捉えようのないイメージは今の社会情況に生きざるをえない現代人の心象に合うのかもしれません。
2眼カメラ、ローライレックスのテッサ(6×6)を愛用しているようですが、その正方形の画面も特徴的です、こちらは人によって好みがあるかもしれませんね。後半「あめつち」ではカメラを変えています、(大判フィルムの4×5)、スライド映像、「野焼き」の大画面映像も含めて、みごたえありです。
私は、全体的には、今一つ咀嚼しきれなかったというのが正直なところ。
ということで、投稿も今頃になりました。
もう少し、注視していこうと思いました。
カメラメーカー、ギャラりーの写真展にはよく撮影に使用した機材が展示されていますが、この辺の情報も開示してもらうとさらに楽しめるかもしれませんね。
以下はチラシ解説からの引用です。
本展で初公開となる新作シリーズでは、地球上の数々の事象を通して、作家の感覚と直感は、より大きな世界へと向けて開けてゆきます。首都圏の美術館で初めての個展となる本展は、2011年発表のシリーズ《イルミナンス》と最新作《あめつと》《影を観る》からなる展示構成によって、川内倫子の作品世界の魅力と本質、そして新たな展開にせまります。
無題 シリーズ《イルミナンス》より 2007年
無題 シリーズ《イルミナンス》より 2009年
無題 シリーズ《イルミナンス》より 2009年
無題 シリーズ《あめつち》より 2012年
無題 シリーズ《あめつち》より 2012年
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