マックス・エルンスト フィギュア×スケープ 時代を超える像景
この展覧会は横浜美術館で4月7日~6月24日まで開催されています。
(24日、今日で終了です)
この類の展覧会は、私としては頭が痛い。
専門に勉強されてきた方はマックス・エルンストの位置づけが整理されていて「うん、うん。なるほど、なるほど」なのでしょうが、私のような、ただ、ぶらぶら見て回ってるだけの人間は、見ながら頭のかかでストーリーを組み立てなければならず、今回の展覧会もどこまで理解出来たやら・・・・・まあ、茫洋とですがその輪郭が見えて来たような気が・・・・・。
観に行ったのが5月中旬ですから、もうだいぶ経ちます。
「館内ガラガラ」との、私のメモ書きが残っています。
ブログアップも忘れていまいしたが、備忘録として以下簡単に。
(HPとチラシからの引用です。)
エルンストの作品を「フィギュア」と「風景」というモチーフから検証し直すことで、エルンスト独自の関心のありようを探り、現代の日本人にとってエルンストの芸術はいかなる意義をもつのかを明らかにしようとするものです。エルンストの作品には、可愛らしい鳥や天使、あどけない顔の人物からグロテスクな怪物的存在まで、様々なフィギュア(像)が登場します。エルンストはまた、自らの内なる自我を鳥と人の合体した姿で作品中に登場させ、「ロプロプ」と名付けました。しかしその姿は、偶然にみつけた形を元にしているので常に変幻自在であると同時に、下地となる空間表現と強く結びついています。エルンストの空間とフィギュアは形態的にも、また意味内容的にも、密接な関係にあります。本展では「フィギュア×スケープ」という概念の下に「フィギュア」と「風景(または空間)」の関係を見極めながらその主題を読み解くことにより、エルンストの関心の独自性に迫ります。
美しき女庭師の帰還 1967年 油彩 カンヴァス メニル・コレクション ニューヨーク
三本の糸杉 1951年 油彩 カンバス ポンピドュー・センター 国立近代美術館 パリ
自由の称賛 1926年頃 油彩 カンヴァス メニル・コレクション ニューヨーク
白鳥はとてもおだやか・・・・ 1920年 コラージュ 紙 横浜美術館
ポーランドの騎士 1954年 油彩 カンヴァス 愛知県美術館
鳩のように 1955年 油彩 木製パネル 徳島県立近代美術館
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