シャガール 愛をめぐる追想
この展覧会は日本橋高島屋 8階ホールで、6月7日~6月25日まで開催されています。
シャガールの作品を見るのも久しぶりだなぁー、ということで行ってきました。
大作の展示はありません、圧倒されるような作品の展示もありまあせん。
地味といえば地味な展覧会ですが、矢張りシャガールはシャガール。
結構楽しめました。
解説パネルが沢山、こちらは、あまり好きではないのですが......。
帝政ロシアの時代に、東欧系ユダヤ人として生まれ、そして育ち、パリでの出会い、戦禍を逃れてのアメリカ、晩年のフランス。
最愛のベラとのものがたり。
根本にあるのは「シャガールの作品はイディッシュ語が絵画になったものだ」という表現がありましたが、これに尽きるのかもしれません。
あの無重力感(浮遊感)、動物たちの表情は想像力を駆り立ててくれます。
スイスの個人所蔵家(日本未公開作品)の作品の中から、主に1930年以降の作品を中心に、初期の作品数点さらに、版画集「サーカス」38枚セットのリトグラフが展示されています。
シャガールは膨大な作品を残しましたからね、日本未公開作品といわれても?
村の通り 1909年 グワッシュ
婚約者たち 1927年頃
雄鶏-屋根の上の画家 1949年 グワッシュ
天蓋の下の新郎新婦 1966年 油彩
ロバの横顔の中のカップル 1980年頃 油彩
画家の夢 1980年頃 油彩
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