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2012.06.27

杉本博司 ハダカから被服へ

Photo

この展覧会は原美術館で3月31日から7月1日まで開催されています。
この、展覧会も一カ月ほど前に行ってきたのですが、なかなか、ブログアップ出来なくて・・・・・・

杉本博司の展覧会は、絶対楽しめるっていう確信みたいなものがあります。
この展覧会も、勿論でした。
お馴染みの作品群に加え、ブランド衣裳をマネキンに着せて撮影された写真が見ものです。
見事なライティングで衣裳の素材とラインの美しさを際立たせて見せてくれます。

ルーシー、我々の先祖が類人だった頃、我々の先祖は裸で暮らしていた。
ここから始まります。
ホモ・エルガスター⇒ネアンデルタール⇒クロマニヨン⇒スパルタカス⇒ペスト⇒マリー・アントワネット⇒ヴィクトリア女王⇒ルドルフ・ヴァレンティーノ⇒メイ・ウエスト⇒ヘンリー八世と六人の妻⇒ジェーン・シーモアの首飾り⇒ジャック・ゴーティエ・ダゴティ 背筋図⇒榎木千花俊 千人針⇒

近代 被服のブランド化
マドレーヌ・ヴィオネ、ガブリエル・シャネル、エルザ・スキャパレリ、アリックス・グレ、クリストバル・バレンシアガ、イヴ・サンローランアンドレ・クレージュ、マウリツイオ・ガランテ、ジョン・ガリアーノ、

和製ブランドの殴り込み的パリコレ登場
山本耀司、三宅一生、川久保玲、

雷紋 能衣裳
「杉本文楽 曽根崎心中」の為の人形と衣装

という構成です。
文字通り「裸から衣裳へ」です。
「秘すれば花」

0002
この冊子、装丁も内容も洒落てる。


1
川久保玲 1995年

00011
ルーシー

00012
ネアンデルタール

00013
クロマニヨン

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