開館60周年記念 「あなたに見せたい絵があります」
この展覧会は京橋のブリジストン美術館で3月31日~6月24日まで開催されています。
開館60年記念展第二弾ですね。
ブリジストン美術館と、石橋美術館が所蔵する絵画の代表作を100点に絞って展示されています。
もう、数え切れない程通っている美術館ですが、前回の「パリへ渡った石橋コレクション 1962年、春」に引き続きブリジストン美術館、石橋財団石橋美術館の蒐集コンセプト、質の高さが再確認出来て、楽しい展覧会です。
新収蔵作品2点の展示もありました。
この美術館は企画展も見逃せませんが、常設展示作品のみでも十分楽しめる美術館ですよね。
数週間前に、銀座で開催されている「フェルメール光の王国展」を観終わって、とぼとぼ京橋まで歩いて観に行きました。
以下に、展覧会の構成を記します。
1章 自画像
マネは生涯に2点しか自画像を残しませんでしたが、そのうちの1点をブリヂストン美術館が所蔵しています。
エドゥアール・マネ《 自画像》 1878-79年
2章 肖像画:
ピエール=オーギュスト・ルノワール《少女》 1887年
3章 ヌード:
エドガー・ドガ《浴後》 1900年頃
4章 モデル:
黒田清輝《ブレハの少女》 1891年
5章 レジャー:
パブロ・ピカソ《腕を組んですわるサルタンバンク》 1923年
6章 物語
ジョルジュ・ルオー《郊外のキリスト》1920年 油彩・紙
青木繁《海の幸》1904年 石橋財団石橋美術館、重要文化財
7章 山
雪舟《四季山水図(春幅)》室町時代(15世紀)石橋財団石橋美術館
ポール・セザンヌ《サント=ヴィクトワール山とシャトー・ノワール》 1904-06年頃
8章 川
モーリス・ド・ヴラマンク《運河船》 1905-06年
9章 海
クロード・モネ《黄昏、ヴェネツィア》 1908年頃
10章 静物
安井曾太郎《薔薇》 1932年
11章 現代美術
ジャン・フォートリエ《旋回する線》 1963年
新収蔵作品
ギュスターヴ・カイユボット《ピアノを弾く若い男》 1876年 油彩・カンヴァス
岡鹿之助《セーヌ河畔》 1927年 油彩・カンヴァス
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