« 平治物語絵巻(六波羅行幸の巻) | トップページ | 鹿島茂コレクション2 バルビエ×ラブルール展 アール・デコ、色彩と線描のイレストレーション »

2012.05.27

開館25周年記念特別展 柿右衛門展

Kakiemonn


この展覧会は渋谷区松濤の戸栗美術館で4月28日~5月31日まで開催されています。

「色絵磁器」の技術で重要無形文化財保持者(人間国宝)指定の14代酒井田柿右衛の作品が20点ほど(山野の草花のデッサンも含む)展示されています。(第一展示室)また、戸栗美術館のコレクションの中心である伊万里焼の中から柿右衛門様式の色絵磁器を展示、さらに古文書などの展示解説で「柿右衛門」の歴史を辿り、江戸時代より現代まで連綿と受け継がれてきた伝統と革新の美を紹介しています。


第1展示室:酒井田柿右衛門家の系譜

「庭先の夕日に映える柿の実を眺め、その色を焼き物にとり入れたいと、赤絵作りに苦心する」
柿右衛門の原点ですね。
この展示室では、関連書籍なども展示し酒井田柿右衛門家の系譜を紹介しています。
11代、12代、13代そして当代14代の作品(山野の草花のデッサンも含めて)が展示されています。
当代は、山つつじがトレードマークのようで、山つつじ文の作品が多く展示されていました。
●古文書にみる江戸時代の陶工・柿右衛門
●近代の柿右衛門と濁手の復興
●14代の偉業
Toguri100011
濁手 桜文 花瓶 14代酒井田柿右衛門

「濁手」の製法は、昭和の時代になって12代・13代柿右衛門の尽力により復興されました。当代である14代はその技術を引き継ぐとともに、現代の生活に即したうつわの製作に取り組み、山野の草花のデッサンを通して現代の日本の美を追求するなど、新たな「柿右衛門」を確立しています
(HPからの引用です。)


第2展示室:柿右衛門様式 (17世紀後半の伊万里焼)
●江戸時代の柿右衛門様式
Toguri11
色絵 花鳥文 伊万里(柿右衛門様式) 江戸時代(17世紀後半)
●人物・動物
●柿右衛門手の染付
●染付と白磁の向付・猪口


第3展示室:古伊万里のすべて
●初期伊万里
●染付の変遷
●色絵の変遷
●江戸後期の伊万里焼


おまけ

この日はチョットした用事があって参宮橋から明治神宮経由で、あちらこちらと回ってきました。
参宮橋→明治神宮→Bunkamuraミュージアム→戸栗美術館→渋谷ヒカリエ

Bunkamura Gallery 宇野亜喜良の全貌(5月27日まで)
Unoakira

Bunkamura ザ・ミュージアム レオナルド・ダ・ビンチ 美の理想(6月10日まで)
後ほど投稿予定です。
Dabinnti_bi

渋谷ヒカリエ
私は、恵比寿に40年近く住んでいた関係もあって東急文化会館に思い出がいっぱいあります。
Hikarie、ざっと見てきましたが、オジサンにはどうなんだろう?
度々行くこちになると思いますのでこれからですね。
Cretive Space「8」
Hikarie Hall
TOKYU THEATRE Orb
には、これからも要注目ですね。

高い所に上ると写真を撮りたくなるのは私だけではないと思うのですか.....

Img_0308


Img_0306

Hikarie Hall 8/ART GALLERY/ TOMIO KOYAMA GALLERY ダミアン・ハースト(5月28日まで)   
Koyama


Hikarie Hall  CUBE 1, 2, 3 内田真由美+タカ・イシイギャラリー
荒木経惟展「花ト恋人(こいじん) (5月27日まで)
Img_0282


Img_0286

明治神宮の絵画館前芝生で寝転がって...これからの季節気持ちいいんですけど。

|

« 平治物語絵巻(六波羅行幸の巻) | トップページ | 鹿島茂コレクション2 バルビエ×ラブルール展 アール・デコ、色彩と線描のイレストレーション »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 開館25周年記念特別展 柿右衛門展:

« 平治物語絵巻(六波羅行幸の巻) | トップページ | 鹿島茂コレクション2 バルビエ×ラブルール展 アール・デコ、色彩と線描のイレストレーション »