山寺 後藤美術館蔵 ヨーロッパ絵画に観る 永遠の女性美
この展覧会は紀尾井町のニューオータニ美術館で3月17日~5月27日まで開催されています。
後藤美術館コレクションは何度か拝見した記憶があるのですが、この展覧会の作品も良いですよ。
小難しい話なんかどうでも良い、端的に美しい、可愛い、魅力的、そんな見方も良いのではないでしょうか。寓意的な歴史的な背景も理解出来ればさらにですが。
後藤美術館の所蔵ヨーロッパ絵画の中から17世紀から、19世紀に描かれた女性・少女の肖像28点と静物画7点が展示されています。
このような作品を纏めた展覧会は久しぶり、かえって新鮮な気持ちがしました。
《悲しみの聖母》 バルトロメー・エステバン・ムリーリョ
うるんだ瞳から、涙が流れています。
悲しみの聖母はよく描かれる主題ですが、国立西洋美術館というと、この作品をお思い出す方もおられるのではないでしょうか。私も大好きな作品です。(勿論この展覧会には出展されていませんよ)
カルロ・ドルチ [フィレンツェ, 1616年 - フィレンツェ, 1687年]悲しみの聖母制作年 1655年頃
この作品は展示されていません。(国立西洋博物館所蔵)
《羊飼い姿のヴィーナス》 シャン=バティスト・ユエ
《落ち着いた青色の服》 ジャン=マルク・ナティエ
《愛しの小鳥》 アドルフ・ウィリアム・ブーグローヂ
《クラリッサ》 ジョン・エヴァレット・ミレイ
《ミルマン夫人の肖像》 エドワード・ジョン・ポインター
《バラを持つ女性》 エティエンヌ・アドルフ・ピオ
《神よりの授かりもの》 アウグスト・フォン・ヘッケル
《花といちごのある静物》 モヂスト・カルリエ
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コメント
美輪さん、コメントを頂き有難うございます。
たまには、のんびり美術館巡りもいいかなと思って……。
投稿: 美輪さんへ | 2012.04.28 21:08
美輪さん、コメントを頂きありがとうございます。
実家にチケットを送っておきますので、暫くお待ち下さい。
投稿: 美輪さんへ | 2012.04.27 06:12
何だかちょっと興味をそそられる展示です。私の好きそうな展示が多そうです。時間が取れたら行ってみたいかな?と思わされました。入館料とかはおいくら位ですか?
投稿: 美輪 | 2012.04.26 08:19