映画(DVD)『100,000年後の安全』
昨年話題となった映画でNHK(BS1)でも何度か放送されているようですが、DVDを借りてきで見てみました。
ちなみに来週3月12日深夜13日0時から再放送予定のようです。
北欧のフィンランドが、放射性廃棄物の最終処分場として建設している「オンカロ」(フィンランド語で「隠し場所」の意味)を取材し、まつわる人々へのインタビューを交えながら映画は進行してきます。
その施設は、太古の岩盤層を深さ500mまで掘り下げ、そこに、放射性廃棄物を収めて、満パンになる約100年後に、入口を厚いセメントで蓋をして完全封鎖させるという計画。
廃棄物が出す放射線が地球の生物にとって完全に無害安全なレベルに下がるまでには100,000年という人類の歴史にも匹敵する歳月が必要という考え方から、その膨大な年月のスパンで安全性をどのように確保していくのか、確保していけるのか?戦争、自然環境の変化、人類の進化(退化?)そして、人類消滅後まで議論は尽きない。
オンカロ副社長
オンカロ管理部長
核燃料廃棄物管理会社研究員
核燃料廃棄物管理会社科学編集者
フィンランド原子力安全局医療部長
廃棄物管理協議委員新学部教授
他の人々が出演しています。
チャプターは以下の通り。
1、オープニング
2、放射性廃棄物
3、中間貯蔵
4、恒久不変な解決方法
5、人間の侵入
6、未来への警告
7、法律
8、エンディング
(2009年/79分/デンマーク、フィンランド、スウェーデン、イタリア/英語/カラー/16:9/ビデオ)
監督・脚本:マイケル・マドセン
脚本:イェスパー・バーグマン
撮影:ヘイキ・ファーム
編集:ダニエル・デンシック
出演:T・アイカス、C・R・ブロケンハイム、M・イェンセン、B・ルンドクヴィスト、W・パイレ、E・ロウコラ、S・サヴォリンネ、T・セッパラ、P・ヴィキベリ
配給・宣伝:アップリンク
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