聖徳太子1390年御遠忌記念 法隆寺展
この展覧会は日本橋高島屋8階ホールで3月3日~3月20日まで開催されています。
明日までですね。
先週、銀座方面は、ユニクロ、new ipadで大騒ぎのようですが日本橋はこの展覧会、三井記念美術館では「茶会への招待―三井家の茶道具―.」 が開催されていて年齢層は違うかもしれませんが会場は、けこう賑わってました。
私は、この組み合わせで行ってきました。
考えてみれば1400年の歳月を経て生き続ける聖徳太子の威徳、法隆寺の寺宝、日本人の心の根っ子にあるものを彷彿とさせてくれるのかもしれません。
拙ブログでも過去に取り上げましたが、夢違観音さんの大ファンです。何しろ悪い夢を良い夢に換えてくれる観音さんですからね。そのお姿面立ちが大好きです。この展覧会には、模造の夢違観音も展示されています。少し下から見るような展示になていて「あれ、こんな感じだったっけ」とも思ったりしました。そして、これも私の大好きな円空仏も一体 展示されていました、あの優しい微笑みは何とも癒されます。130点に及ぶ出展ですから結構見ごたえがありましたよ、矢張り仏像の展示コーナーがお薦めです。
大日如来坐像(円空仏)江戸時代
展覧会の構成は以下の通りです。
(チラシの文章を引用しています)
第一章 太子信仰の美術
聖徳太子像や聖徳太子絵伝など、太子信仰を背景に制作された彫刻や絵画、書などが展示されています。
聖徳太子二歳像 鎌倉時代
聖徳太子像(水鏡御影) 鎌倉時代
聖徳太子像(唐本御影)幽竹法眼筆 江戸時代
第二章 伝世した多彩な寺宝
法隆寺に伝わる仏像、荘厳具、供養具、装具の中から選りすぐり、上代以来、太子信仰とともに歩んできた法隆寺の多彩な寺宝の数々が展示されています。
牛王像 鎌倉時代
第三章 近現代の太子信仰の美
明治10年代以降、古美術調査や金堂壁画模写事業などから近現代の彫刻家、画家、工芸家、書家と法隆寺や聖徳太子との関わりが深まり、そのことは作家の新たな創造の糧となりました。そのような中から生まれた絵画彫刻、書などが紹介されています。
百済観音像 後藤純男筆
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