ノーベル賞110周年記念展
この展覧会は上野の国立科学博物館で2012年1月22日まで開催されています。
今週までですね。
閉館一時間前程度に入館したのですが、結構見ごたえのある展覧会でした。
時間が足りず、日本人ノーベル賞受賞者功績展は、ほぼ素通り。
二部構成になっています。
原則的に巡回展は写真撮影可、功績展は不可でした(受賞メダルの一部可)
以下に展覧会の構成と概要を簡単に記します。
ノーベル博物館巡回展
アルフレッド・ノーベル:革新のネットワーク
A サンクトペテルブルグ
ノーベルは、ストックホルムとサンクトペテルブルグで少年期から青年期を過ごしました。サンクトペテルブルグでは、ニトログリセリンに出会いました。
B イノベーション
発明が広く利用されるようになった時、それは技術革新となります。ノーベルの最も重要な発明であるダイナマイトは、当時の産業に大きな技術革新をもたらしました。
C ネットワーク
ノーベルは、発明家であり実業家でもありました。そのため、彼は世界を旅し、手紙を出し、発明や事業に関係する人々とのネットワークを広げていきました。
D パリ
1873年、ノーベルはパリに活動拠点を移し、世間に認められた裕福な人物として過ごしました。大都市パリでの彼の生活を紹介します。
さて、ノーベルは一生独身でしたが、そこはいろいろ、その辺の事情もこの展覧会では紹介しています。
次の様なエピソードがあります。
展示解説の一部引用です。
アルフレッド・ノーベルのパリの生活における重要な部分は、ゾフィー・ヘスというオーストリア人女性との18年にわたる問題をはらんだ関係であった。長い間ゾフィー・ヘスはパリにアパートをもっていた。しかし、彼女はほとんどそこにはいなかった。
パリにある大きなデパートの一つであるブラン・マガザン・ドゥ・ルーブルからゾフィー・ヘスへ宛てられた領収書
このコーナーでは「人生・恋・パリ ノーベル氏へのインタビュ-」という17分ものの映画も放映されています。
E ラストウィル
1895年11月27日ノーベルは世界でもっとも有名な遺書の一つにサインをしました。この遺言には、後にノーベル賞として実現する彼の意志が書かれていました。
ノーベルの遺書<複製>
以下ににスナップを・・・・・
・日本人ノーベル賞受賞者功績展について、以下タイトルのみ記します。
アルフレッド・ノーベルとの対話
A The Last Willから日本人受賞まで
B 日本人受賞者別展示
C アルフレッド・ノーベルとの対話(映像展示)
D 椅子に書かれた受賞者サイン
E 映像ライブラリー
F ノーベル賞の世界
| 固定リンク
コメント