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2011.12.06

ダヤニータ・シン展

Sin

この展覧会は10月22日~12月18日まで銀座8丁目の資生堂ギャラリーで開催されています。

数週間前になりますが、いつものコース、パナソニック電工汐留ミュージアム、資生堂ギャラリー、ブリジストン美術館のコースで巡ってきました。風邪をひいていてチョットきつかったのですが、歩きです。

欧米を中心に活躍しているインド出身の女性写真家ダヤニータ・シンの日本初の個展です。

彼女が撮影したドキュメンタリーとしての写真を、イメージの断片としてとらえ、彼女なりに選択した、その一枚一枚の写真を組み合わせることによって物語を紡ぎだす、そんな手法による作品「House of Love」(愛の家)

(愛の家)はタージマハルのことですが、ここではそれぞれさまざまな意味―昼と夜、愛と幻想、愛着と孤立を巡る真実と嘘ーをあらわす反復するモチーフとして登場しています(パンフレットの解説より)
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そして未発表の作品「Adventures of Potographer」(ある写真家の冒険)が展示されています。
こちらは、パンフレットに詳しい解説がありますので、読みながら鑑賞です。
多数の写真集もテーブルに並べて展示されています。

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踊り場には「SENT A LETTER」(手紙を出した)が展示されています。

彼女は言っています。
イメージを鑑賞者に押し付けるわけではなく、作品を見る人たいがたちがそれぞれに個人的な解釈をしてもらうことによって写真に広がりをもたせたいと思っています。

見た瞬間違和感なく、直感的にイメージが膨らむ、そんな作品は良いですよね、ひかえ目な照明の落ち着いた室内で、ゆっくり鑑賞できますよ。銀座に出かけたら、寄ってみてはいかがでしょうか。

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