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2011.12.14

版画の彩展2011 第36回 全国大学版画展

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この展覧会の広告に使っている作品
ステファン・ラッセル(京都精華大学)「Meditations on Identity」ピグメントプリント
35回展に出品された作品で本展には出品されていません。

この展覧会は町田市立国際版画美術館で12月3日~18日まで開催されています。


町田市立国際版画美術館と大学版画学会の共催という形で毎年開催されています。
現在大学もしくは専門学校で学ぶ美術家志望の学生たちの作品のなかから各校で選抜した作品を展示しています。
北は北海道、南は沖縄の学校まで、夫々の地域の学生の力作が展示されています。
技術的にも芸術的にも完成度の極めて優れた作品、学生ならではの未熟さのなかに、ある意味魅力が感じられる作品等々面白いですよ。
また、「学生版画販売」も行われており、学校別に多数出品されています。
この企画は好評のようで、良い作品は直ぐ売れてしまうようです。
私が行った日は、沢山残っていましたが・・・・
来館者の投票で「観客賞」が決まるという企画もあり、抽選で版画がプレゼントされます。
プレゼントされる作品も展示されていました。
私は、多摩美術大学院生(2年)の春川真由美さんの作品「Artifact-猟果(水性木版、ウォーターレスリトグラフ)」に投票しました。
東京藝術大学院生(1年)野島革さんの「enlightenment ⅴ」(アクアチント、エッチィング、メゾチント)
東京藝術大学4年佐竹広弥さんの「been](銅版)
これらの作品もとても素晴らしいと思いました。
(画像でご紹介できないのが残念です)


そのほか「大学版画学会研究発表」公開ワークショップなども開催されました(何れも終了しています) 

若い方の作品を見るのも、これからの活躍の期待感もあってとても楽しいものですよね。

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