« 川合玉堂展-描かれた日本の原風景- | トップページ | 南蛮美術の光と影 泰西王侯騎馬図屏風の謎 »

2011.11.23

モダン・アート,アメリカン展-珠玉のフィリップス・コレクション-

Modaname

この展覧会は国立新美術館で9月28日から12月12日まで開催されています。

投稿が遅くなってしまいました。
始まって直ぐ行ってきたのですがが、驚いたのはその観客の少なさです、その後、数週間後に再訪した時にはそこそこの入りでした。残りの会期が数週間になりましたが今はどんな状況なんでしょうか。

チラシのコピーはホッパーが描いた都会の憂愁、オキーフが描いた自然の官能と・・・・・

オキーフの写真はこちらにありますユーサフ・カーシュが撮ったジョージア・オキーフ
マネやルノワールら印象派をはじめとする西欧絵画の大規模なコレクションを誇る一方、アメリカ人画家の作品を積極的に購入し、同時代の若い芸術家を支援したフィリップス・コレクション から110点の作品を集め、19世紀後半からアメリカン・モダニズムの時代を経て、ポロック、ロスコに代表される戦後のアメリカ絵画隆盛期にいたるアメリカ美術の軌跡をたどります。 

展示されている作品の作者の中で知っていたのはポロック、オキーフ、ロスコ、フランシス、ホイッスラーぐらいですかね、他の作家の方は殆んど知りません。
という事もあって、かえって新鮮。
ヨーロッパ近代絵画の影響ととアメリカの個性とが絡み合って、とても面白いと思いました。
そして、底流にあるアメリカ社会の変遷も感じながら。
画像はチラシから。

第1章 ロマン主義とリアリズム
Modaname0001hikkusu
《平和な王国》 エドワード・ヒックス 1845-46 年

第2章 印象派
Modaname0001gasuto
《パッリア橋》 モーリス・プレンダーガスト 1898-99年

第3章 自然の力
Modaname0001marin
《ウィーホーケン連作、No.30》 ジョン・マリン 1916年頃

第4章 自然と抽象
Modaname0001kyoukai
《ランチョス教会、No.2、ニューメキシコ》 ジョージア・オキーフ 1929年

Modaname0001dau
《赤い太陽》 アーサー・G.ダヴ 1935年

第5章 近代生活
Modaname0003hopa
《日曜日》 エドワード・ホッパー  1926年


第6章 都市
Modaname0001suron
《冬の6時》 ジョン・スローン 1912年

第7章 記憶とアイデンティティー
Modaname0002rorensu
《大移動》シリーズ、パネル No.3 ジェイコブ・ローレンス 1940-1941年


第8章 キュビズムの遺産
Modaname0002tevi
《卵泡立て器、No.4》 スチュアート・デイヴィス 1928年

第9章 抽象表現への道
Modaname0002porok
《コンポジション》 ジャクソン・ポロック 1939-41年頃
エド・ハリス拘りの映画ポロック二人だけのアトリエも良い映画でした。
第10章 抽象表現主義
Modaname0002sara
《キャニオン》 ヘレン・フランケンサーラー1965年

  
  

|

« 川合玉堂展-描かれた日本の原風景- | トップページ | 南蛮美術の光と影 泰西王侯騎馬図屏風の謎 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: モダン・アート,アメリカン展-珠玉のフィリップス・コレクション-:

« 川合玉堂展-描かれた日本の原風景- | トップページ | 南蛮美術の光と影 泰西王侯騎馬図屏風の謎 »