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2011.11.15

鎌倉海蔵寺201109

古い話で恐縮ですが・・・・

この日(九月下旬)は大船に用事があったので早目に家を出で、鎌倉に寄り道、鏑木清方記念美術館に行って、それでも時間の余裕があったので「今どんな花が咲いているのかな~」と、海蔵寺へ。鎌倉へ行くと必ずと言っていいほど寄ってみる花の寺です。手入れのいきとどいた庭と、こじんまりとした佇まいが好きです。
今年も残り一ヶ月半。
正月の賑やかな鎌倉も良いものですが、師走に年明けの準備をする街の風情も良いものです。
年末の晴れた日に鎌倉を歩くのも楽しいものです。
この日はイチデジは持っていかなかったので、写真はあまりとりませんでした
Dsc00684
鏑木清方記念美術館

臨済宗建長寺派 扇谷山海蔵寺
もと真言宗の寺跡であるこの地に、1253年六代将軍宗尊親王の命により藤原仲能が七堂伽藍を再建したが、1333年の鎌倉幕府滅亡時に焼失
1394年、鎌倉公方足利氏満の命により上杉氏定が心昭空外(源翁禅師)を開山に招いて再建
1577年に臨済宗建長寺に属した。
江戸時代に建てられた茅葺きの庫裡(くり)は、鎌倉の寺院の庫裡建築の代表で歴史的価値が高い。

山門脇に鎌倉十井のひとつ「底脱の井」、薬師堂裏に「十六の井」がある
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底脱の井
秋田城介安達泰盛(陸奥太守平泰盛[1231-85])の娘で北條顕時(金沢;1248-1301)の千代能(無著如大)が夫の死後に無学祖元(仏光国師[1226-86])に師事し修行中にここへ水を汲みに来た時に水桶の底がすっぽり抜け、

千代能が いただく桶の 底ぬけて 水たまらねば 月もやどらじ

と歌ったのが井戸の名の由来。



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