孤愁の詩人・画家 蕗谷虹児展
この天覧会は町田市民文学館ことばらんどで10月15日~12月18日まで開催ています。
町田市立国際版画美術館へ向かう途中にありますので、ペア-での鑑賞がお薦め。
横浜そごう美術館で今年6月「魅惑のモダニスト 蕗谷虹児展」が開催されました。
拙ブログでも投稿しました。ご覧になって頂ける方はこちらをクリック→「魅惑のモダニスト 蕗谷虹児展」横浜そごうの展覧会では大量の絵画作品が展示されていましたが、この会場は展示スペースが限られている事もあり、まあ、”文学館ことばらんど”ですから、書籍(詩画集)を中心に展示されています。
蕗谷虹児が55歳の時から20年間町田市玉川学園に住んでいたことがあってこの展覧会が企画されたようです。
展示構成はシンプル。
Ⅰ虹児の詩画集
Ⅱ生涯と作品
会場には、詩画集4冊他関連記事等のファイルが展示されていて、手にとって読むことが出来ます。
詩を読みながら、絵画を見ながら蕗谷虹児の波乱に富んだ人生を反映した作品をじっくり鑑賞するにはいい機会かもしれません。
遠方から、見に行くと言うほどの規模ではないかもしれませんが、版画美術館の「版画でつくる驚異の部屋にようこそ展」と組み合わせれば、結構楽しめるかもしれませんよ。
私は、そごう展とこの展覧会で蕗谷虹児の世界一纏めと言う感想。
蕗谷虹児 24歳
「銀の吹雪」1922年交蘭社
魯迅も大変お気に入りだった様です
魯迅「蕗谷虹児画選」(復刻) 1929年 上海合記教育用品社
「或る夜の夢」(「令女界」第1巻第4号表紙原画)1922年
「花嫁」1968年
「花嫁人形」(詩画集「花嫁人形」原画)1935年
画像はチラシからです。
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