メルシャン軽井沢美術館 薔薇と光のフランス人画家アンリ・ル・シダネル 小さな幸せ
これからの季節、朝、目が覚めて天気がよかったら電車に乗って都心を離れるのも良いかもしれません。
他の美術館等も周るとなると車利用が便利ですが、駅(しなの鉄道の御代田駅)からも歩ける距離ですから、のんびり歩いてというのも良いですよ、お酒も飲めるし・・・・私は、我慢できない方なので電車利用が主になります。
この展覧会は11月6日まで開催されています。
以下にHPの解説文の引用を・・・・・・
アンリ・ル・シダネル(Henri Le Sidaner 1862-1939)は20世紀初頭に活躍したフランス人の画家。1862年にインド洋のモーリシャス島で生まれ、1939年第二次世界大戦勃発の数週間前に亡くなるまで、印象主義、新印象主義など様々な芸術的運動を同時代人として目撃しながらも、同時代の印象派、新印象派など様々な芸術的な動きとは距離を置いて独自の画風を発展させました。ジェルブロワの庭、木漏れ日、ガーデンテーブル、ベンチ、薔薇の花、夜の森、夕暮れに家々の窓から漏れる光など身近な題材を淡い色調を用い、どこか内省的でありながら穏やかな空気感を持つ情緒的なタッチで描き出した作風は当時大変な人気を集め、現在でもフランス国内はもちろん、ヨーロッパ、アメリカの重要な美術館に作品が所蔵され、また、各国に熱心な愛好家がいることで知られております。
シダネルの作品は何と言っても、黄昏時、家の窓から漏れる光の表情の暖かさですよね。食卓に集った家族の団らんから談笑が聞こえてきそうです。
夜明けの、黄昏時の、その移り変わる光のなかに神秘性、と心の情景を描いています。
今年印象に残る展覧会の一つになりそうです。
幸せな日になりました。
この展覧会は、メルシャン軽井沢美術館を皮切りに国内5か所に巡回します、確か東京にもきます。
でも、ビル群のなかの美術館で見るのと、この美術館で見るのとでは趣み違ってくるかもしれませんね。
ちなみに、メルシャン軽井沢美術館はこの企画展を最後に閉館されるそうです。
展覧会の構成は以下の通りです。
1、自画像
2、エタプル
3、人物像
4、オワ―ス県の小さな町々
5、取材旅行
6、ブルターニュ地方
7、ジェルブロア
8、食卓
《ランビネ美術館》1937年
《離れ屋》1924年
《朝》1896年
《薔薇の花に覆われた家》1928年
《夕日のあたる道沿いの川》1923年
《月明かりのなかの家々》1915年
《コンコルド広場》1909年
場内スナップです。
エントランス
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