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2011.09.02

岡本信治郎展「空襲25時」

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この展覧会は渋谷区立松濤美術館で9月19日まで開催されています。

岡本信治の作品は初めて拝見しました、知識もゼロです。
と言う事で、以下にこの展覧会の解説記事を丸ごと引用させて頂きます。

岡本信治郎(1933年、東京都生まれ)は独学で絵画を学び、1950年代半ばからアンデパンダン展に出品、個展などを通して次第に注目を集めるようになりました。フラットでクールな線と明るい原色で、下町のポピュラーカルチャーから美術、宗教、歴史など幅広く主題を選び、ユーモアとレトリックを駆使して社会への評言を描きだしてきました。 本展は画家が長年あたためてきた戦争をテーマにした新しい桜図を中心に、未発表作品約40点を一挙に紹介し、敗戦後60年余を経て戦争と平和を改めて問おうとする試みです。少年期の眼差しを交えて岡本信治郎が提示する、「見る絵画/読む絵画」をぜひご覧ください。

正直戸惑いました、どう見て、どう解釈したらいいのか?
会場に入ると、原色の氾濫と意匠化された寓意的対象の羅列に圧倒されます。
更に、タイトルが、《植物的要素-ピカドン》《ころがるさくら・東京大空襲》ですjから......
そして、文字、短文がたっぷり書き込まれています、歴史的な事象、伴う社会的現象についての......
どう思うかは、人それぞれ、生きてきた環境、時間によって異なるのでしょうね。
兎に角、印象に残る展覧会であることに間違いはありません。

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《植物的要素-ピカドン図1》(2006年)


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《ころがるさくら・東京大空襲》より(2006年)部分


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《植物的要素-ピカドン図2》(2006年)


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《積み木倒しニュー・ゲルニカ》より(2002年)

この日は、恵比寿駅から、タコ公園に寄り道して山種美術館。
山種から歩いて松濤美術館へというコース。
タコ公園のタコが、私の子供の頃のタコとは似ても似つかない形になっていてがっかり。
更に山種から松濤に向かう途中の渋谷駅付近で大雨に降られて膝から下がぐしょぐしょ。
夕方帰宅時も雨雲がおっかけて来て、傘を差しても服を着たままプールに飛び込んだ見たいな状態、他にもチヨット...まあ、いろいろあった日でした。

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