柳宗悦展 没後50年・日本民芸館開館75周年-暮らしへの眼差し-
この展覧会は、松屋銀座で9月26日まで開催されていました。(既に終了しています)
この後各地を巡回します。
この日曜日にパナソニック電工汐留ミュージアム(濱田庄司展 )→同じく汐留のアド・ミュージアム東京→銀座資生堂ギャラり―(辰野登恵子の個展)→松屋銀座(柳宗悦展)→日本橋高島屋(大塚勉展)と歩いて巡ってきました。チョト頑張ってみました。
民芸運動の推進者柳宗悦と濱田庄司の展覧会を一日で見られるのは嬉しいかぎりでした。歩いて行ける距離ですし・・・・・・
展示会の構成は以下の通りです。
1、プロローグ
2、白樺派の時代
3、白樺派の眼
4、柳宗悦の心
5、柳宗悦から宗理へ
「素朴な器にこそ驚くべき美が宿る」と語った柳宗悦は、無名の職人による誠実な手仕事を「民芸」と名付け沖縄から北海道まで全国各地を巡り、陶磁器・染色・金工紙などさまざまな分野のなかから、魅力的な品々を収集しました。その思い、美の本質を求めつずけ、多数の著書も著し、この展覧会にもその言葉(キャプション)が展示されています。「健康な美」「正常の美」「知識ではなく直感で見る」これらの言葉は、この展示作品を見て納得です。
汐留の濱田庄司展にも食卓の再現展示などがありましたが、こちらにも応接間の再現があります。身の回りの品々も含め生活に於ける美意識の体現その質の高さにあらためて感心してしまいました。(チラシ解説の一部を引用しました)
染付草花文壺(朝鮮半島 18世紀)
木喰仏 地蔵菩薩像(江戸時代 1801年)
鷹匠餌入(畿内 19世紀)
鉄錠前(秋田 20世紀)
切伏衣裳(樺太アイヌ 19世紀)
文字絵《義》(朝鮮半島 19世紀)
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