鬼海弘雄写真展 東京ポートレイト
この展覧会は東京都写真美美術館で10月2日まで開催されています。
兎に角楽しいです。理屈抜きに楽しめる写真展は久しぶりです。
「この人たちの人生に、何があったのだろう」と思ってしまう作品も多数あって、何かとても人情たっぷり。
強烈な存在感と詩情をあわせもつ浅草の人々を撮り続けた『PERSONA』、人の営みの匂いを写し出す町のポートレイト『東京迷路』『東京夢譚』ライフワークであるこの2本のシリーズから精選したモノクロ作品約200点を一堂に展示。
私の様な素人の鑑賞者にとって、写真展でよく見られる小難しい解説は不要です。
この展覧会の写真を見ていると、人それぞれの来し方を想像して、思わずにこり....
以下の画像は、チラシからの引用です。
大工の棟梁 1985
たくさんの衣装を持ったお姐さん 2001
遠くから歩いてきたという青年 1999
世田谷区瀬田 1985
豊島区池袋 1989
ヴィンテージカメラを持ったカップル 1973
「高そうなカメラだね」と言う男 1986
皮装束の男 1985
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