アフリカの魂 リンクするアフリカルチャー
この展覧会は多摩美術大学美術館で9月19日まで開催されています。
場所がらか?とても空いていて....その割に良い企画展が多いのでよく見に行きます。
夏休みで、お父さんと女の子(中学生?)が楽しそうに話しながら観ていました、とても良い光景でした。
親子で楽しめるし、あらゆる意味で奥の深い企画展だと思いました。
この展覧会は、アフリカ文化研究家で、貴重な作品・資料を蒐集した故白石顕二氏(1946-2005)により蒐集されたアフリカ文化に関する貴重な作品、資料群である「フリーダ・コレクション」から、約200点余の作品を紹介するものです。最近、アフリカルチャーは盛んに取り上げられて企画展も多く開催されています。また西洋近代美術家の作品にもその反映が指摘されてきました。祭祀や儀礼を行う目的で主に作られてきた彫刻、工芸がグローバリゼーションのなかで、外国文化とアフリカの伝統文化の接触融合により新しい美術表現が生まれ発展してきました。
しかしグロバリゼーションによる政治、経済、社会情勢の大きな変化そして混乱も続いています。人類の起源と言われるアフリカの魂の叫び、そのパワーは今の、この日本に生きる私に、生きる根源にあるものは....と、問いかけます。関連イベントのアフリカ映画も更に、感慨を深めてくれました。
以下の画像はチラシからです。
ジョージ・リリンガ/統一は力なり 1993年/エナメル・銅箔キャンバス
E・ティンガティンガ/「ダチョウ」1970年 エナメル・板
イベ人形(子安貝の衣付き)/ナイジェリア/ヨルバ族/20C
鉄仮面/マリ/ドゴン族/15C頃(ジェンネ時代)
立像/マリ/ドゴン族/13~16C
藍絞り染布/カメルーン/グラスランドムブーン族/綿
チベット像嵌め琥珀ネックレス/マリ/琥珀・銀・陶
ケンテクロス/ガーナ/アシャンティー族/絹
カット・パイル刺繍布/コンゴ/クバ王国、ショワ族/ラフィア
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