ホキ美術館 開館記念第2弾 静物と風景画展
この企画展は11月13日まで開催
ホキ美術館は世界でもまれな、写実絵画専門の美術館として2010年11月3日に開館しました。写実絵画の為に設計された、ピクチャーレールのない展示室、天井に埋め込まれたLEDとハロゲンの照明など、美術鑑賞に最高の設備を備えた最新鋭の美術館で...
(美術館に置いてあるパンフレットからの一部引用です)
やっと行ってきました。
千葉市美術館と掛け持ちで行ってきたのですけれど、我が家からは本当に遠い、電車で行ったものですから、乗り継ぎの時間も含めて、待つことの嫌いな私にはキツカッタ。
最寄りの外房線土気駅は初めておりました、そこから暑い中を徒歩ですからね~(バス、タクシー利用可)
さて、この美術館、ユニークな建築、展示方法と、収集作品の特質とが相まってとても楽しめますよ。
私が行った日は、団体客がバスで来ていて、此の方々が騒々しくて...(この日、展示室には監視員が一人もいなかった)
ギャラリ-2のフロアにあるCafeが満員で、その大きな話声がまた気になって.....一時半バスに集合だそうで、その後は静かになりましたけど。
今回の企画展、ギャラリー1で26の作家による写実絵画60点が展示されています。この企画展の為に五味文彦、大畑稔浩、藤原秀一、芳川誠が計9点描きおろしています。
その細密描写には圧倒されますが、観ていくうちに(見比べていくうちに)作者夫々の個性が楽しくなります。場の空気とモチーフに、流れてきた時間を感じさせてくれる作品が私は好きです。
五味文彦《パンと檸檬》2010年
山本大貫《Ray at3:00pm(cloudy)2010年
藤原秀一《石見海岸》2011年
安彦文平《自然への感謝》2009年
常設展には40作家160点の写実作品が展示されています。どちらかというと初めての私にとってはこちらの方が充実感を持って鑑賞できました。
ギャラリー2にはこの美術館最大のコレクション森本草介の作品ガ並びます、透き通るような空気が流れる作品はとても魅力的です。
森本草介《牡丹》1997年
森本草介《横になるポーズ》1998年
ギャラリー8「私の代表作」は館長が15人の作家に「私の代表作」というテーマで制作依頼した100合以上の大作が展示されていて、ご本人のお話もスピーカーから聞けるようになっています。
生島 浩《5:55》2010年
兎に角、説明しきれ無い程、豊富な展示内容です。
千葉市立美術館の時間をを気にしながらギャラリー1から9まで、行ったり来たり何度も繰り返し見てきました。
画像はチラシからの引用です。
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