ワシントン ナショナル・ギャラリー展
この展覧会のコピーが凄いですよね。
印象派・ポスト印象派 奇跡のコレクション
これを見ずに、印象派は語れない。
こいう展覧会は早めに行かないとと思って....
まあ、期待度が高いですから、展覧会場出口で、「これで終わり?」なんてお話していた方々もおられました。
展示会場は、作品と作品の間が広くとってあって、ゆったり鑑賞い出来ます。
私が観に行った日は、空いていてゆっくり、じっくり鑑賞できました、勿論幸せな時間でした。
夫々のコーナー解説も、美術の教科書みたいで、学生さんの団体(最近多いような気がするのですが)には、予習復習になって良いかもしれませんね。
勿論、視覚的にも、歴史的転換期の作品が、かえって展示作品点数が少なく、厳選されているせいか、「なるほどなるほど」とすんなりと頭に入ってきます。
私は何時も、展覧会場を最初から最後までざっと見て、先ず何処を、何を重点的に観るかを決めて、それから目的のコーナー、あるいは作品分類毎に観る....という鑑賞方法をとるのですが。
今回は、4ポスト印象派以降の展示室に入って、先ず眼に着いたのが《セザンヌ》の赤いチョッキの青年です、更にゴッホの自画像、静物《薔薇》です。
フィンセント・ファン・ゴッホ《薔薇》
風景画、静物画も秀品ばかりで、楽しかったですが、今回は人物画を比較鑑賞するのも面白いかなと....
矢張り、夫々の作家の個性が顕著で面白かったですよ。
時代背景と、作家夫々のの思いが作品に見事に現れているんですよね。
皆さんは、どの様に感じるでしょうか?
夫々ですよね、感性は個々人のものですからね.....。
今度もう一度観に行ったら、感想が変わっているかもしれません、私自身も....
以下に展示会場の構成と、あえて人物画?に拘って紹介してみます。
1印象派登場まで
エドゥワール・マネ《オペラ座の仮面舞踏会》
クロード・モネ《日傘の女性、モネ夫人と息子》
エドゥワール・マネ《プラム酒》
2印象派
カミーユ・ピサロ《麦わら帽をかぶる農家の少女》
ピエール・オーギュスト・ルノアール《踊り子》
メアリー・カサット《麦わら帽子の子ども》
3紙の上の印象派
アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック《アンバサドゥールの粋な人》
4ポスト印象派以降
ポール・セザンヌ《『レヴェヌマン』紙を読む画家の父》
ポール・セザンヌ《赤いチョッキの少年》
ポール・ゴーギャン《ブルターニュの踊る少女たち、ボン・タヴェン》
フィンセント・ファン・ゴッホ《自画像》
国立新美術館で9月5日まで開催されたいます。
約3ヶ月やってますから、もう一度くらい観に行きたいですよね。
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