五十嵐淳展 状態の構築
久しぶりで、”ギャラリー・間”に行ってきました。
ギャラリー・間は、TOTOの文化活動として運営されている建築・デザインの専門ギャラリーです 。
実は、東京ミッドタウン、六本木ヒルズ又は国立新美術館に行ったときに、ついでとは言いませんが寄ってみる事にしています。建築デザイン、憧れますよね。
ギャラリー・間の過去の展覧会も拙blogで何度か紹介しました。
以下に、チラシ解説の一部を引用します
あたり前だが、建築物は土地に定着している。そして、その場の全ての「状態」を等価に扱いながら設計していく。僕も、この基本的な方法により、10年間、建築を作り続けてきた。それは「定点」を探す作業であったといえる。北海道であるが故に、否応なしに応答し、または応答せざるをえなかった「状態」により生まれた「定点」や、一般的な方法を使いつつ、僕なりの手段を思考する中で生まれた「定点」など、必然性における「状態の構築」を繰り返してきた。そして今でも、経験や反復、時には変化する思考を続けている。
風の輪(北海道北見市、2003年)
Tea House北海道常呂群、2000年)
以上の画像はチラシからです。
ギャラリー入り口からスナップ。
五十嵐淳氏設計の簡素な幾何学的フォルムは、見た瞬間違和感なく(突っかかりがなく)素直に共感を呼びます。
この展覧会、1/10スケールの木組み模型18点が所狭しと2会場に分けて展示されています。
私が行った日は、来ている方は若い方ばかりでした。
建築家の創造力(想像力)は、見ていて本当にワクワクしますよね。
7月9日まで開催されています。
日・月・祝日は定休日ですからご注意を。
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