服部早苗 布工芸展
目黒、六本木あたりの美術館を巡った日に、この展覧会を観てきました。
5年の歳月をかけて、キルトで仏像を表現した作品を.....ということで、どんな感じかな?と思って行ってみました。
一階フロアで仏像を描いた作品が展示されていました。
素材として、キルトが仏像の精神性の表現に、向いているか否かは論議のある所と思いますが、とりあえず、その表現技術は見事でした。
微細部分の表現は無理としても、私には十分作者の意図が伝わってきました。
「こういうアプローチの仕方もあるのだなー」と感心してしまいます。
二階には、打掛作品がそろっています。
こちらも見事なのですが、あまりの煌びやかさに、チョット落ち着かなかった。
5月10日から展示替えがあり、”江戸藍染シリーズ”の展示になるようです。
どの程度の展示替えかわかりませんが、この時に行きたかった感じもするのですが。
「布の優しさと仏像の癒し。またひとつ、奇跡へ」チラシのコピーです。
大倉集古館で5月29日まで開催されています。
室生寺 釈迦如来像
室生寺 十二神将立像 午神像
大牡丹唐草
鷹
ちらし
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