レンブラント 光の探求 闇の誘惑
レンブラント 光の探求 闇の誘惑
光と、闇と、レンブラント
チョット長めのタイトルですよね。
この展覧会、混んでます。
版画作品は、基本的にサイズは小さいです。
技法まで確認しながら観ることになります、延々と繋がる行列に交じっての鑑賞ですから、体調のいい時に行きましょう。
油彩画の展示もありますが、多くはありません。
おおよそ100展の版画作品との対面です。
エッチング、エングレ―ビング、ドライポイント単独か、それらの技法の組み合わせによる作品がほとんどです。
予め技法の予習をして出かけるとさらに楽しまます。(HPに技法の解説があります、会場にも)
そして今回、和紙に刷られた作品が30点展示されています。
従来の紙と和紙で刷った作品の比較が出来るような展示ないなっていて、陰影の諧調の違いを確認できます。
ヤン・シックス(和紙)
ヤン・シックス
光の表現は、カラバッチョ等により、既に一つの潮流としてありました。
多くの画家による明暗表現(キアロスクーロ)のさまざまな革新を統合し、さらに大きな表現の可能性に挑戦すべく歴史の表舞台に登場した画家がレンブラントであった
図録からの引用です。
「光と影の魔術師」「明暗の巨匠」と言われた17世紀を代表するオランダの画家レンブラント・ファン・レイン
の多彩な表現をじっくり鑑賞できる展覧会です。
以下、展覧会の構成です。
第1セクション「黒い版画:レンブラントと黒の諧調表現」
第2セクション「淡い色の紙:レンブラントの和紙刷り版画」
第3セクション「とても変わった技法:レンブラントのキアロスクーロ」
石の手摺にもたれる自画像
病人たちを癒すキリスト(百グルテン版画)
三本の十字架
三本の木
アトリエの画家
東洋風の衣装をまとう自画像
チラシ(表紙)
国立西洋美術館で6月12日まで開催。
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