白洲正子-神と仏、自然への祈り-
投稿は遅れましたが、震災後初めての行ってきた展覧会です。
何故、この展覧会を選んだか....お分かりいただけるかもしれません。
日々移ろう世相の中で、根源的なもの......自然への畏れと信仰、その中で生きている(生きてきた)日本人。
とても落ち着いた会場の設定の中で、安らぎさえ感じさせてくれる展覧会です。
行かれる方には、会場の混雑が無いことを祈って.....
生誕100年特別展
世田谷美術館開館25周年記念
白洲正子が訪ねた、寺社の名宝約120件を一挙公開。
チラシの文面です。
実は、今年は生誕101年なんですよね、1910年生まれですからね。
過去にも、白洲正子展は開催されていますが、これだけの規模の展覧会はなかったですよね、私の記憶では。
これ以上の規模の展覧会は、これからもないかもしれませんよ。
展覧会の構成は、以下の通りです。
画像は、図録の表紙です。とても良い写真ですので.....展示作品は会場で是非....図録もユニークで良いですよ。
Ⅰ 自然信仰
Ⅱ かみさま
Ⅲ 西国巡礼
Ⅳ 近江山河抄
Ⅴ かくれ里
Ⅵ 十一面観音巡礼
Ⅶ 明恵
Ⅷ 道
Ⅸ 修験の行者たち
Ⅹ 古面
展示品に関連した解説文章というよりも、白洲正子の著作(文章)に関連ずけて、仏像、神像、宝物が展示されているという感じの展覧会です。
会場では、原稿用紙に著作の文章からの引用 といった計らい、これも良いですよね。
白洲正子が訪ねた、寺社の名宝約120件を一挙公開です。
行かれた方は、じっくり時間をかけて、文章を味わい、それに伴って作品を鑑賞してくださいね。
充実した時間が過ごせると思いますよ。
世田谷美術館で、5月8日迄開催されています。
計画停電により、開館時間が変更になる事がありますので、必ず当日美術館に確認した方がいいと思います。
チラシ
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