江戸の人物画 姿の美、力、奇
府中市美術館だけは、毎回、車で行きます。
一度も駐車待ちはありません、とても助かります。
桜の時期に行ってたら良かったのにな~なんて思いましたが。
江戸時代に描かれた人の絵の展覧会です。
前期 3月19日(土)-4月17日(日)
後期 4月19日(火)-5月8日(日)
に分けての開催です。
決して美しい絵ばかりではありません。
展示されている絵は時代の社会、風俗、文化、憧憬、宗教が反映されています。
当時を偲ぶという意味でも価値ある展覧会になっています。
以下はチラシの解説です。
狩野派、やまと絵、浮世絵、文人画、円山四条派(まるやましじょうは)、洋風画、そして、今人気の伊藤若冲、曾我蕭白、長沢蘆雪(いとうじゃくちゅう、そがしょうはく、ながさわろせつ)ら「奇想の画家」や、仙がい、白隠(はくいん)らの禅画まで、重要文化財3点を含む総数99点(前期56点、後期52点)の作品によって、江戸絵画の幅広い魅力をお楽しみいただきます。
一人の絵師に注目して観るのも楽しいかもしれません。
この人、こんな絵も描いていたんだ.....なんて。
夫々の思いで、いろいろな視点から楽しめる展覧会です。
展示は以下の構成になっています。
美の百様
「迫真」のゆくえ
聖の絵姿
ポーズ考
海の向こうの不思議とロマン
人という営み
かわいい
布袋さんもいろいろ。
春叢紹珠 皿回し布袋図
伊藤若冲 伏見人形七布袋図
その他こんな作品も
蘇我蕭白 美人図
舞踊図
渡辺崋山 ヒポクラテス像
円山応挙 波上白骨座禅図
何故、波の上に座禅する白骨を描いたのか、あるいは依頼されて描いたのか?
作品を眺めながら思い巡らせるのも良いかもしれません。
この美術館は、展覧会毎にイベントを準備していて感心させられます。
スタンプと用紙が用意されていてミニチュア屏風作成です。
チラシ表
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