森と芸術展
東京庭園美術館で7月3日まで開催されています。
新緑のこの季節、庭園は新緑で囲まれ、可憐な花が盛んに咲いています。
暖かい日差しと、そよ風に吹かれて、美術館と読書で一日中過ごしたいと、いつも思うのですが?
せっかちな私、駄目なんですね~
森と芸術展を観終わって、公園を横切って、六本木に急ぎました。
この季節になると山に、森に行きたいな~と毎年思います。
山あるいは森に入ると妖気、霊気、を感じ、なにか不思議な力に、心を見透かされているような錯覚を覚える事があります。
そんな気持ちを、呼び起こしてくれるような展覧会です。
創世記、アダムとイブが誘惑に負け追放された森。
神話の森。
コロー達が集ったバルビゾンの森。
アールヌーボーの器に装飾された植物文様。
岡本太郎が、引付けられた沖縄の、東北の森と神。
シュルレアリすムの森。
素朴派画家の描いた森、楽園。
造園、童話の森。
森にまつわる油彩、立体作品、版画、写真、工芸、挿絵、童話を巌谷國士氏の監修のもとに180点展示しています。
庭園美術館部に上手くマッチングした展覧会ですよね。
以下のパートの分けての展示です。
・森とは何か-楽園としての森
・神話と伝説の森
・風景画のなかの森
・アール・ヌーボーと象徴の森
・森のさまざまなイメージ-庭園と「聖なるの森」、メルヘン絵本の森
・シュルレアリスムの森
・東京の森-白金の森
以下の画像はチラシから
カミーユ・コロー《サン・ニコラ・レ・ザレスの川辺》
ギュスターヴ・ドレ《赤ずきんちゃん『ペローのおとぎ話より』》
アンリ・ルソー《エデンの園のエヴァ》
ルネ・マグリッド《再会》
川田喜久治《地獄の入口ボルマツォ ヴィテルポ 、イタリア(聖なる森より)
チラシ表
おまけ(パンダ)
庭園門前道路を隔てて.....
| 固定リンク
コメント