映画(DVD)レンブラントの夜警
製作年 2007年
製作国 カナダ=フランス=ドイツ=ポーランド
配給 東京テアトル、ムービーアイ・エンタテインメント
上映時間 139分
監督 ピーター・グリーナウェイ
出演
マーティン・フリーマン (Rembrandt van Rijn)
エミリー・ホームズ (Hendrickje)
エヴァ・バーシッスル (Saskia)
ジョディ・メイ (Geertje)
トビー・ジョーンズ (Gerard Dou)
まぁ、筋書きの複雑な映画で......
レンブラントの夜警を独特の解釈で、作り上げた物語。
面白い映画ですが、意識を集中しないと筋書きが頭に入らない。(私だけ?)
レンブラントが襲われて、暴行を受ける夢を見ているという象徴的な場面からこの映画が始まります。
肖像画家として成功したレンブラントは人生の絶頂期にある。妻のサスキアは叔父のと組んで画商を務め、富を築いていった。そんな時、アムステルダムの市警団から集団肖像画を依頼される。
妻のサスキア、は高額の収入を期待して勧めるが、レンブラントは気が進まない。
サスキアニアは子どもが生むが、産後の体調が優れない。
レンブラントはサスキアのためにいやいやながらも集団肖像画の制作を承知することにする。
やがて、注文主のアムステルダムの市警団との付き合いの中で、レンブラントは夫々の秘密を知ることになる。
軍曹のロンバウト・ケンプは、孤児院院長だが、裏では子供たちに売春させ、幼女にした姉妹を虐待していた。
ある日、市警団の隊長が訓練中に誤って撃たれて死んだという報せが入る。
何故か副隊長は逃亡、新たな次期隊長と副隊長が任命される。
まもなく英国王女の来訪することになている。
この護衛任務にあたれば、栄誉と利益を得ることが出来るのだ。
市警団はスキャンダルにまみれていた。レンブラントは、絵画で、いかようにも彼らの真実を表せると思っていた。そして絵によって、罪を暴こうと。
作品制作を進める中で、病を得ていた妻のサスキアが亡くなってしまう。
やがて、完成した肖像画を見た市警団員は皆がそれぞれの不満を爆発させる。
そして、レンブラントへの復讐を決意し陰謀を企てる。
妻を失い失意のレンブラントに家政婦ヘールチェを仕向ける......レンブラントは彼女の肉体に溺れていく。
しかし、最後はヘールチェの不実をなじり追い出してしまう。
そして、少女のときから側にいた家政婦のヘンドリッケに愛情は移っていく.....
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