« 地震発生当日の一日 | トップページ | 玄侑さん(作家・僧侶)の言葉(3/19朝日新聞オピニオンから) »

2011.03.20

3月15日の朝日新聞から 精神科医中井久夫さん(77)の言葉


周囲の人は、今出来ることをやるより他にないと思う。「気の毒、かわいそう」という言葉は逆に反発を買うこともある。「わかってたまるか」という気持ちもある。被災者のことは被災者でないと分からない、とも言うから。
 失ったものへの思いは人それぞれだし、共感するのが簡単ではないくらい、災害は一人ひとり違う。地域によっても集落が全滅した所とそうでもない所では、対応も違ってくる。心の傷は、回復力を持っている。だからこそ被災者に敬意を持って、自尊心を尊重するのが大切だと思う。

|

« 地震発生当日の一日 | トップページ | 玄侑さん(作家・僧侶)の言葉(3/19朝日新聞オピニオンから) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 3月15日の朝日新聞から 精神科医中井久夫さん(77)の言葉:

« 地震発生当日の一日 | トップページ | 玄侑さん(作家・僧侶)の言葉(3/19朝日新聞オピニオンから) »